非常にマニアック。

テープ起こしに清掃業、プレステのモニター会、さらにはキャバクラメインの不動産まで。

マニアック、時々アンダーグラウンドで非常にディープ。知らない世界がのぞき見できること、それがエッセイの一つの醍醐味だとするならば、このエッセイにはそんな魅力がつまってます。

そして、著者のゴオルドさんのユーモアのある軽妙な語り口に、時々見せる鋭い視点がたまりません。ゲラゲラ笑って読んでいたのに、気づいたらすごく深い。

さすがハガキ職人。思わず採用したくなるような、気が付いたらレビューを書いてしまっているような、そんな力のあるエッセイです。

その他のおすすめレビュー

一宮けいさんの他のおすすめレビュー95