炭酸は爽やかだけじゃない

ビール片手にビリヤード。
こういうシチュエーション、大人っぽくてカッコいいですね。

でももしかしたら、そんなふうに思っているうちは、まだ大人になりきれていないのかも……?
淡く、儚く、ほろ苦く。ビールの泡のように変わったその時代を「思い出」として振り返る時、浮かび上がってくるのは何なのか。

大人に憧れる若年者にも、酸いも甘いも噛み分けた熟練者にも、読んでいただきたい作品です。

ところで、タイトルの『poor boy』って、どちらのことを指すのでしょうね……?

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