なんたるオリジナリティ!

まず、主人公が人間ではない。驚く事に、そいつは緑色の毛玉だ!
そして、なんかクソ可愛いのだ!
世界観も地に足の着いたファンタジーとして構築されており、
深夜アニメ系ファンタジーとは一線を隔している。
なにより特質すべきは主人公の独特な感性である。
毛玉君は、人間がお辞儀する事を、
「頭のてっぺんを見せてくれる」と、表現する。
まさに、主人公の感性と語り口が貫かれている。
まさに「物語」である!

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