テンプレでないふわふわとした独特な世界観が素晴らしいです
まず、主人公が人間ではない。驚く事に、そいつは緑色の毛玉だ!そして、なんかクソ可愛いのだ!世界観も地に足の着いたファンタジーとして構築されており、深夜アニメ系ファンタジーとは一線を隔している。なにより特質すべきは主人公の独特な感性である。毛玉君は、人間がお辞儀する事を、「頭のてっぺんを見せてくれる」と、表現する。まさに、主人公の感性と語り口が貫かれている。まさに「物語」である!
不思議な動物が出てくるファンタジーが好きな人におすすめです。
冒険とは、何かを乗り越え、その先に進む、という事である。 では、何のために? 昨日まで、そして、これから繋がる様々な縁がその答えに導いてくれるだろう。 なんにせよ、僕とこの作品は、繋がった。 過去よりも、もっと遠いところから始まった『若葉』の冒険を、最後まで、見届けようじゃないか。