センスを狂わせる無責任な“アドバイス”

□あらすじ□
　インターネットが普及し、世の中には様々な「アドバイス」があふれるようになった。中には所謂「バズり」を見せて、多くの人に見られるものもある。

　しかし、それらは本当に全ての人にとって有用なのだろうか。そして、「アドバイス」を送る人間は正しくその効能を理解しているのだろうか。筆者はそうは思わないのだ。

　そこで本稿は、物事を習得する上で必要な要素を「センス」「半センス」「非センス」の三つに分割し、それらの領域がどんなものであるのかを解説したうえで、「アドバイス」が「センス」を狂わせるのはどういう場面なのか、それはなぜ起こってしまうのかについて考えていきたい。

□本稿について□
・筆者は所謂学術的な研究者ではありません。従って細かな事象については管轄外です。あらかじめご了承く…続きを読む