Premis of " Champagne with ice, foam with earrings "

星雫々

プレミス / シャンパンに氷、泡沫にピアス




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6月に出会ったエキセントリックな2人の物語で、1章は女性目線、2章は男性目線で展開されています。

花をつけた紫陽花が重みで引き合っていくように、怠惰と渇望を飼い慣らした2人が互いに引力に導かれて惹かれ合います。

梅雨や雨といった透明感のなかに一雫落とされた雑味を感じつつ、窓に雨粒が敷きつめられた世界を愛しむあなたに読んで欲しい一作です。



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■ 主人公は平凡か、非凡か?

〖非凡〗


■ 冒頭で主人公はどんなシチュエーションにいるか?

〖雨の中で変わらない車の縦列を眺める青年と、手持ち無沙汰で外にでた女性〗


■ 冒頭での主人公の状態は?

〖怠惰というキーワードで結ばれている〗


■ 主人公または敵対勢力によって、それはどう変わっていくか?

〖───〗


■ 主人公が置かれたシチュエーションは平凡か、奇抜か?

〖結果的には平凡であるが、随所エキセントリックな感覚を持つ表現がある〗


■ 主人公の目的は?

〖目的がとくにないことが話の核〗


■ メインの敵対者は誰? 人物でなければ何と敵対する?

〖───〗


■ 「普通の世界」にいる主人公が葛藤や対立を体験し始めるのは、どんな災難が起きるからか?

〖───〗


■ その災難に対する主人公のリアクションは、どんな葛藤と対立を生むか?

〖───〗


■ その葛藤と対立はすんなり解決せず、ストーリー全体を通して続く。その理由は?

〖───〗


■ このアイデアに説得力はあるか?

〖誰しも持つ渇望という感情や状態、現代を生きる人間を投影した人物像にしているので共感して頂ければいいなと思っています。〗


■ このアイデアに独自性はあるか?

〖感情が大きく動かないことが逆に物語に於いて珍しいと思います。感情が動かない=読者を引きつけるのが難しいのでその分地の文の言葉選びで惹けるよう力を入れています。〗


■ 他の類似したストーリーとの違いは?

〖言葉の選び方が斬新とのコメントを頂くことが多く、その点は異質であると自負しています。〗


■ どうすれば独自性を高められるか?

〖世界観や風景、感情や動きをどれだけ地の文で表現できるか。説明ではなく表現していきたいと思っています。〗


■ ストーリーの焦点は?

〖揺らぎ、渇望、透明、雑味、煌めき〗


■ ジャンルは?

〖純文学〗


■ 読者層は?

〖雨に揺らぎと愛しさを感じる人。〗




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私自身がいかにプレミスを上手く作成することが出来ないのか、改めて自戒するきっかけになりました。


勉強になります。

フィルムアート社様、

素敵な企画をありがとうございます。











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Premis of " Champagne with ice, foam with earrings " 星雫々 @hoshinoshizuku

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