内容は昔話の様でありながら語り口調を避けて淡々と進行するお話、本編が淡々としているからこそ〆が際立っている。文章の一点を目立たせるにはこういう手法もあるのかと思い至った。
【筆者情報】 母国語:日本語 学習言語:英語(英検準一級、国連英検B級)イタリア語(準二級)ドイツ語(三級)フランス語(五級)スペイン語(六級) 作れるパ…
歯切れのよい噺家口調で語られる物語が旅の土産話や思い出話のようで肩ひじ張らずに読み進められます。おとぎ話の中に深い含蓄があって読後に優しい豊かな気分にさせていただきました。理屈ではなく五感で感じ…続きを読む
山菜とかでなくても、船釣り、とかでも良いです。 昔は、「来年もまた採れるように、このくらいで辞めておこう」という感じで、ほどほどをわきまえた人達ばかりで平和だったのですが、最近では「手当たり次…続きを読む
旅人の回想という形で始まる物語で、イソップ童話のイソップなどを連想させられます。語り始め、語り終わりの口語調の文章で「本当にこんな事があったかもしれない」とうリアルを感じさせます。 童話らしく…続きを読む
ある旅人が語る不思議な話。 ちょっと奇妙な、それでいて御伽話のような話です。もしかしたら、こういうものを寓話というのかも知れません。 一夜のうちに、その山の草がすべて刈り取られてしまうという…続きを読む
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