流行タグてんこ盛り作品か…ってテンションで読み始めたのですが、

私はこの作品を読み始める前のモチベーションは、『推し作者さんとはいえファンタジーか…』というのが実のところの本音でした。

というのも、『恋愛』『ラブコメ』といったジャンルが得意な作者さんとして認知していたこと、その他に私が読むのに苦手意識を持っているジャンルがあったからなんです。

『カタカナの名前や難しい能力を覚えるのがどうも苦手なんだよな~』って思いながら読んだ1話目、

文章構成の工夫点なのか、人物の名前や儀式の名前など、重要なフレーズは繰り返し本文に載せることで、目標や目的や人物の考えてる理想の展開なが、めっっっっっっちゃ分かりやすくて、これなら読めそうって思える文章でした。

ストーリーに関して少し触れると、

主人公君が得たスキル【速記術】ざっくり説明すると『めちゃ早く書き記す能力』は『魔法に秀でた貴族の長男』が持つにしては残念感溢れる物。

弟君が獲得したスキルこそ名誉ある物で、なんの役に立つかもわからないスキルを大勢の前で獲得した主人公君は父に見放されることに…、という流れ。

私自身追放の理由になった【速記術】に関して、『このスキルどう使うん?』と思っていたのですが魔法陣という要素は盲点だったので、なるほど!って思わされる魅力的な要素でした。

恋愛作品によくある『先が読みたくなる文章構成』が1話区切りのタイミングで入れられているので、あと1話あと1話と思っていたら、いつのまにか最新話まで読んでいました。

とても面白い楽しめる作品なので、毎日の楽しみとしてこの作品を読ませていただきます!

評価は文句無しの★3です!!なんなら★3じゃ物足りないくらいなので是非手に取って読んでみてください!

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