概要
声を聴かせて 何でもいい たったひと言 出来るならカタコトのアモーレを
望月義則(もちづきよしのり)は休日、芸術の街・下北沢で、ふらりと劇場に入って舞台を観るのが趣味だった。だが大劇場には、見向きもしない。キャパシティ百前後の小劇場で、駆け出しの役者たちの荒削りな情熱に触れるのが好きだった。
ある日入った劇場では、男性ばかり十人ほどの小劇団『はっこうてんし』が旗揚げ公演を行っていた。その中で、台詞のない役なのに、存在感のある若い役者・筧古登(かけいこと)に注目する。
思わず帰りに声をかけると、彼もYoSHiこと義則の大ファンだと、作中とは正反対にマシンガントークで握った手を上下にぶんぶんと振るのだった。
交流が始まり、友情が芽生え始めた頃、古登はある告白をする。その真意とは――?
※占いは、モデルとなった人物と本当にタロットで恋占いして頂きました(アレ
ある日入った劇場では、男性ばかり十人ほどの小劇団『はっこうてんし』が旗揚げ公演を行っていた。その中で、台詞のない役なのに、存在感のある若い役者・筧古登(かけいこと)に注目する。
思わず帰りに声をかけると、彼もYoSHiこと義則の大ファンだと、作中とは正反対にマシンガントークで握った手を上下にぶんぶんと振るのだった。
交流が始まり、友情が芽生え始めた頃、古登はある告白をする。その真意とは――?
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