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  • なんというラストでしょうか。
    おおよそ逢沢さんの思惑通りに事は運んでしまったけれど、トウカによる細い命綱が繋がっているのかどうか。繋がっていてほしい。切実に。
    タイトルが、最後の一文で衝撃的なくらいに効いてきますね。細かいところだけど、「掻き集める」が漢字になってるのがとても好きです。トウカの貪欲で必死な姿が見える気がして。私が抱く文字の印象なだけですけれども(苦笑)
    ハピエンとは言い難くて、でも清々しさもあって。何とかアオを掻き集め続けて、取り戻してほしいと願ってしまいます。
    「残響」という言葉がまさに物語で表現されていて、なんだかすごいものを読み終えちゃったなあという気持ち。まったくいい言葉がうかんでこなくて悔しいのですが、本当に面白かったです。ありがとうございました。

    それにしても逢沢。お前だけは一生許すまじ!!!
    これだけは言い残さずにいられない( ゚д゚ )クワッ!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!!!

    まさかのラストです。改めて思い返してみて、わたし自身が呆然としてしまいました。
    繋がっていてほしいと、アオたちのこれからを願っていただけて嬉しいです。

    タイトルはここで全力回収するために決めたので、効かせられたようでよかったです……!「掻」の字のことも……!!
    欠く、書く……といろいろに漢字をあてましたが、やはりtomoさんのおっしゃるようなトウカの貪欲さや必死さ、アオを掴まずにはいられない衝動のようなものを込めたいなと思っていました。

    >「残響」という言葉がまさに物語で表現されていて
    わああ!嬉しいです。自分でもなんと言い表したらいいのやらという感じですが、余白に思いを馳せられるようなお話になっていたら……という気持ちです。

    いや、本当に、逢沢おまえ……!
    黒幕が黒幕すぎました。一緒に怒りましょう……!!!


    あらためて、最後までお読みくださりありがとうございました!!

  • 父親の異常なまでの愛情が怖ろしいですね。あと数話で終わってしまう展開とは思えない……。
    肝心のみどりがほぼ登場していないのが気になります。彼女はこのことをどう思うのかな。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!!

    逢沢のこの異常なほどの愛情は、もはや執着ですよね。
    自分の「娘」 がないがしろにされることを許せない父親です。
    どうやらかなりの年月をかけてきたらしいショーも始まってしまいました。はたしてこの結末は……(いや、本当にあと数話で終わるとは思えませんね……!?)

    わぁ!!みどりのことも気にしていただけて嬉しいです!!
    彼女はちょっぴり曰くつきなので登場の仕方が特殊(テレビと記憶の中でしか出てこない) でした。歌とクロが好きというアオと同じような願いを持っているので、もしかすると結果だけをみて喜ぶのかもしれません。

  • 第8話 ささやかな夜への応援コメント

    サークルの居心地が良くて、すうっと馴染んでいくアオになりきったように心地よく読んでいます。家庭に何か問題があるかもしれないし、まだこれから大波小波がやってくるのだろうなとも思いますが。
    アオは歌うことを取り戻すことができるのか、あえてそうしないことを選び続けるのか。まだまだ謎だらけですが、楽しみに続きも読ませていただきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    このサークルはそれぞれが自分のためにこの居場所を使っているので、よい距離感をみんなが意識しているのだろうなと思います。
    そしてなにやら問題を抱えていそうなアオに寄り添うお言葉がとても嬉しいです!
    ちょうど次話から波がたち始め、アオの歌うことに関するあれこれも出てきますので、お時間のあるときにまたお楽しみいただけたらと思います。

  • 完結おめでとうございます!
    誰も彼もアオを忘れてしまった中で、アオがいた痕跡だけが、情動を揺さぶる……
    胸の奥をぎゅっと掴まれるように苦しくなりました。
    アオはどうしても歌いたかったんですね。最後の歌を、トウカに残せて良かったんだと思いたいです。
    この先トウカがアオを思い出せなかったとしても、アオがいたからこそ生まれる言葉があるわけで。

    アオはこれからどんな思いで生きていくのかなぁ……
    いつかトウカが思い出してくれたらいいなぁ……
    この後のこと、いろんな想像ができますね。

    あああ、上手くまとまりませんが、ものすごくエモい読後感でした。
    瑞々しくて切ない、素敵な物語でした。ありがとうございました!

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!

    最後は私も苦しくなりながら書いていました。
    アオは歌いたかったですし、トウカも歌ってほしかった。互いが互いのために、アオが歌うことを望んでいました。望めるだけの力を持っていたからこそ、ですね。

    これからのアオにも思いを寄せていただけて嬉しいです。
    彼女はいったい、どうなるのでしょうか……。
    トウカが思い出すことを願うばかりですね。

    アオたちの青春を少しでも感じてもらえていたら何よりです。
    最後までお読みいただき(また素敵なレビューまで!)、ありがとうございました!!!

  • はじめまして。

    学生時代を思い起こす、甘く切ない
    文章に引かれました。

    こんな葛藤に近いものがあったかも。
    記憶の片隅に於いてありますが。

    アオの進む道に引かれながら拝読させて頂きます。

    青い春。
    もう、味わえないのか……(涙)

    作者からの返信

    はじめまして。コメントいただきありがとうございます!

    そう言っていただけて嬉しいです。
    学生時代、子供と大人の間で揺れ動く心情を表現できたらなと思っております。もう過ぎてしまった方々には、その懐かしさとともに……。

    青い春。きっと、いろいろなところにありますよ……(期待)

  • 第31話 碧色は揺らぐへの応援コメント

    あああ、何という展開……!
    逢沢さんがしていることは、みどりが望んだことなのか。
    何であれ、これまでアオがささやかに繋ぎ止めようとしてきた人間関係が、一瞬で何もかも壊れてしまうような。
    どうなっちゃうのーー?!?!

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!!

    アオが作曲サークルで築き上げてきたあの関係を、もちろん逢沢は知っているわけですが……あれだけはアオが自らの手で掴み取ったものなのだと信じたいですね。
    逢沢がどのような思いでこの計画を立てたかについても、このあと触れる予定です。
    あと少し、お付き合いいただけたら幸いです!

  •  自分洋楽(Bon Jovi等ロック系)を好んで聞くんですが、ライブDVDとかに収録されてるCD音源と異なるアドリブ伴奏とか、痺れる程カッコイイんすよね。
     聞く方もそうですけど、演奏する側も即興で音合わせてカチリとはまった時って気持ちいいんでしょうな。

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!
    ライブでやるアドリブの格好よさ、わかります。鳥肌がたちますよね。
    やる側もきっとそうでしょう。そこに達せられるような演奏者になってみたかったものです。

  • ナナシマイさん

    こんにちは。自主企画から参りました。
    今年はずっとブルガリアンヴォイスにドハマりしていたので「わかる~~」とブツブツ言いながら読んでいました。登場人物にちょこちょこ共感したり、同じ経験を共有したとわかるたびに物語って面白くなりますね。

    また、一話の長さや台詞の割合(量?)などが読みやすく、勉強になります!

    主人公アオの「歌えない」という言葉への言及がまだないので、気になるところです。

    作者からの返信

    はじめまして。コメントいただきありがとうございます!

    ブルガリアンボイス良いですよねー!某小売店のBGMで知ったのですが、ずっと聞いていられます。
    当作品はファンタジーですが、日常の場面はできるだけ等身大の姿を描きたかったので、そのように共感していただけて嬉しいです。

    うたえない歌うたいのアオ。
    彼女に何があって、これからどのような道を辿るのか、見守っていただけたら幸いです。

  •  アコギの弦を指で擦るときの金属音、好きです。中学生の頃に親父が使ってた古いの引っ張り出した時のことを思い出しました。
     まぁ、指が短くてコード押さえられないし、指の腹痛いしですぐに挫折したんですが笑

    ◯誤字報告?
    フジサキの台詞↓
    「新入生がくるまじないか?」
    が、ちょっと解読出来なかったのですが、気のせいだったらすいませんm(_ _)m

    作者からの返信

    続けてお読みくださりありがとうございます!
    あの金属音、良いですよね。たまに鳴るのが何とも温かくて好きでした。
    わかります。アコギは指が痛くなりますね。ベースもそうですけれど、指の皮が大変なことに……(笑)!

    細かく見ていただいてありがとうございます。
    「呪い(まじない)」の意でしたが、たしかにわかりにくいですね。傍点を振ることにいたしました。

  • 第2話 誘惑の新歓への応援コメント

    期待と理性、葛藤と衝動、目紛しい感情の渦に盤上遊戯で王手を指す様に掲げられたポスターがにくいねぇ(´ε` )

    作者からの返信

    こちらもコメントいただきありがとうございます!
    まさに今、そしてこれからも、アオはさまざまな相反する感情のなかに身を投じることとなります。
    ポスターを貼った人、狙いどおりです(笑)


  • 編集済

    企画から参りました〜
    冒頭の葉桜に僅かに残る花弁の描写。雨に打たれ落ちる様を連想させ、それに碧の心境を映し重ねる様に表現していて上手いなと早速唸らされましたd( ̄  ̄)

    そして、三行詩!
    落ちかけた花弁をもう一度萌えさせるほど、彼女の心を打ったその言の葉を——あえて書かない( ゚д゚)

    気になるよ、そりゃ気になりますわ。自分だったら第一話に書いちまうよ。この余韻が素晴らしい。

    そして、熱を持った碧の心と、かつての自分を知る人物がいたことへの躊躇いの葛藤が物語の始まりに相応しい表現でした。

    落ちる花ではなく、再度萌え始めた青葉を集めて、桜はまた花を咲かすのか……次話も読ませていただきやす!

    作者からの返信

    はじめまして。コメントいただきありがとうございます!
    散りかけの桜と雨、アオの心情と重ねて見ていただけて嬉しいです。

    詩については、そうですね……本文には書いていません。でもきっと、どこかで見つかるかもしれませんね。

    再度萌え始めた青葉を集めて……!もしかしてタイトルと掛けていただいた解釈でしょうか。素敵な期待をありがとうございます。
    タイトルはいくつかの意味を掛け合わせておりますので、そちらも楽しんでいただけたらと思います!

  • 第27話 青い秋への応援コメント

    >子供と大人の狭間にいる学生たちが持つ独特の熱気
    この表現、言い得て妙ですね!
    学祭って確かにそんな感じ。あの異様なパワーは他のことじゃ味わえない。

    お祭りは、何をするかより、誰と一緒に回るかが大事ですね。
    楽しさを自覚しただけに、トウカの記憶のことが不安です……

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!

    そうなんですよね。あのときだけのものです。
    学祭シーン、さらっと流してしまったのですけれど、あの感じだけは入れたくて……

    二人はどんどん絆を深めていきますが、何やら雲行きが怪しくなってきました。研究所に所属が決まった岸が頼りです。

  • クオリアですね。色の話が象徴的ですが、この世のあらゆるものに同じことが言えるかもしれません。
    「自分と相手とで、違う感覚を持っている」と確認し合うだけでも、二人の間ではすごく意味のあることなんじゃないかなと思います。
    が。
    フジサキさん、ちょっとショックな場面を見てしまいましたね……

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そうですー!
    感覚を共有する難しさ(というより、不可能性?)を理解しつつ、彼らには「それでも同じものを感じている」と言えるような何かを見つけてもらいたいですね。

    フジサキびっくりです。どうするのでしょう……?

  • 私も『ポッキンアイス』派です笑

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!

    おお、ポッキンでしたか!わたしの周りでは聞いたことなかったので、何だか新鮮です(*´∇`)ノ

  • 第17話 ほんとうの言葉への応援コメント

    出会うべくして出会った二人という感じがして、大変エモいシーンでした……!
    特殊な能力の相性も、音楽的な相性ももちろんありますが、二人とも「音楽が好き」という心が引き合って出会ったんですもんね(*´◒`*)

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!!
    二人の出会いは、もう必然的です!!エモさを感じていただけてとても嬉しく思います(*ノ∀`*)

  • 第16話 雨に溶けるへの応援コメント

    トウカは、忘れていないんですね。
    忘れたけど思い出したということなのか。
    思い返せば、トウカは初対面からアオのことを認識してましたもんね。

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!
    はい、トウカは思い出しているのです。詳しくは次話で明らかになります!!

  • アオの歌声にそんな能力が。
    それは確かに、歌いたくても歌えないですね。もどかしい……

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!
    そうなんです。作曲サークルに入ることで、少しは気が紛れていると思うのですけれど……。

  • ざっと読みました、ざっとですいません。なので、フジサキさんの能力が難しかったです。だからかどうか、感情移入がいまいち出来ませんでしたが、アオの能力が明かされる所は印象に残ってます。

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!
    フジサキのところは能力自体の説明もしていたので、確かに分かりにくくなってしまったかもしれません。教えてくださってありがとうございます。

  • 楽しげな音に溢れたお話ですね。
    共感覚のくだりからそこに色が加わって、キラキラと瑞々しい心地になりました。
    私、楽理などは全然分からないんですが、音楽を作ったり紡いだりする楽しさが伝わってきます。

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!!
    キラキラを感じていただけましたか!!夏に飲むソーダ水のようなお話を目指しているので、嬉しいです(*´∇`)ノ
    作曲するときのどきどきをたくさん伝えられるよう、頑張ります!!


  • 編集済

     初めまして。私は専門学校出身なので、御作でバーチャルな大学生活を楽しみながら読ませて頂いております。
     日本は異常な熱波と異常な事態ですが、ご自愛なさって今後も楽しませて下さい!

    作者からの返信

    はじめまして。コメントいただきありがとうございます!!
    バーチャルな大学生活!!ファンタジーではありますが、大学生の感じは当時を思い出しながら、細かく書いていました(*´∇`)ノそのように楽しんでいただけると嬉しいです!!
    ありがとうございます。本当に大変な時期がやってきましたね……お互い気をつけて、カクヨムライフを楽しみましょう!

  • 既にある詩に曲を付けるのは、
    作曲した音楽に詞を付けるより、10倍難しい…
    その詩を音楽で引き立てるのは至難の業です。

    私のいくつかトライしましたが、
    平家物語前文に曲を付けるだけでも四苦八苦しました。
    作品は白狐姫でYoutubeにアップしてあるので、
    お時間があれば聴いてみて下さい…。
    辞世の句にも曲を付けましたが、
    こちらは5・7・5・7・7なので、
    割と楽でしたけれど…。

    作者からの返信

    こちらにもコメントいただきありがとうございます!

    詩先の難しいところでもあり、楽しいところでもありますね。主人公のアオは、かなりのテクニシャンです。

    YouTubeもやってらっしゃるんですね。
    確かに、五音七音は今の音楽にも合わせやすい気がします。

  • 私もバンドマンなので、楽しみながら読みたいと
    思います。作曲は随分やりましたけど、やり方は、
    私は師匠、ジョン・レノン式作曲法でした。

    「ギターで曲を作る奴なんて屑だ!」
    という彼の言葉を知って以来、
    作曲の基本は楽器を使わず、心でひらめく
    メロディーを大事する事だと思っています。

    作者からの返信

    はじめまして。コメントいただきありがとうございます!!
    ほぉ、ジョンレノンはそんな言葉を残していたのですね。楽器なしにメロディを作るのは苦手なので、凄いなと思います。
    作曲されるということで、そういう面でも楽しんでいただけたら嬉しいです!