概要
「夫がいなくなりました」 愛を信じる者たちへ――忘れないものとは
「夫がいなくなりました」
記憶障害の夫が行方不明になった事がきっかけに、改めて気付かされる愛の物語。
夫がいなくなった本当の目的とは――。
あなたはきっと、涙する。
※無断転載・複写禁止
記憶障害の夫が行方不明になった事がきっかけに、改めて気付かされる愛の物語。
夫がいなくなった本当の目的とは――。
あなたはきっと、涙する。
※無断転載・複写禁止
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!そこに愛はある。ただ普段は見えないだけで。
体力、気力の限界がじわりじわりと忍び寄る後期高齢者夫婦の、
ヒヤリハットする日常の一コマです。
冒頭から行方知れずになってしまった認知症(記憶障害)を患う旦那さんに、
どうなるんだろうとヒヤヒヤする前半のミステリー風味(緊張)から、
後半への緩和の展開が心温まります。
先の見えない伴侶の介護って、本当に体力気力削がれて大変な苦労だと思います。
それが、ふっと報われる一瞬にホロリとします。
とても現実味のある情景と、ささやかな幸せを感じさせる飾らない日常がとても良いです。
きっと奥様はこれでまた頑張れるんだろうな、
死ぬまでずっと連れ添うんだろうなって思わせる読後が、とにかく温かいです。