閉じた館の中、そこにあったのは愛だった

山の中にある館。介護福祉士としてそこに向かう主人公。
しかしの介護は医療の知識がある主人公から見ても異常なモノだった。

主人公に冷たく扱う先輩。社交的な先輩。介護される女とその子供。
そして主人公が所属した会社の秘密。

それらの根底にあるのは殺意ではなく、愛。
他者を思いやり、子を思いやる心。それが激しく渦巻いていた。誰もが誰かを愛し、それ故に悲劇は生み出される。

誰も憎むことのない愛の果て待つ結末は――

その他のおすすめレビュー

どくどくさんの他のおすすめレビュー114