魔女と勇者とガラスの塔
深見萩緒
魔女と勇者とガラスの塔
世界は美しいなんて、そんな言葉が欺瞞であることくらい、多くの人間がとっくに気が付いているだろう。
世界はただ残酷で、この世界に生まれ落ちた絶望と激痛を緩和させるためには、愛という麻薬を摂取し続けるしかない。愛に侵された人間は、いつしか世界の本質を忘れてしまう。そして、心から思うのだ。
――ああ。世界は、なんて美しいんだろう……と。
そんな世界にあって、魔女は絶望していた。愛などというものに惑わされ、世界は美しいと思い込み、虚構の「美しい世界」から異物を排除せんとする、傲慢な人間たちを憎悪していた。
彼女がこの世界に生まれたのは、数百年も前のことだ。三日三晩降り続いた雨が、野犬に掘り返された墓地の窪みに溜まって泥となり、その腐った泥の中から魔女は生まれた。魔女は骨を齧り腐肉をすすって成長した。墓地を訪れる人間たちの会話を聞いて言葉を覚え、遺体から剥ぎ取った衣服を身に纏って街へ降りた。街の人々が、魔女の存在を許すはずがなかった。
石と罵詈雑言を投げられ、魔女は何が悪かったのかと自省する。街の人々は、黒い服を着ていなかった――魔女は魔法で白く美しいドレスを仕立てた。街の人々は、色彩豊かな料理を食べていた――魔女は屍肉を食べるのをやめ、人間たちと同じものを口にした。街に住む人々の仕草、声、歩き方、笑い方、そういったものを全て真似た。
それでも、魔女が受け入れられることはなかった。
とうとう人間たちは魔女を捕らえた。死と呪いを撒き散らす、少女の姿をした魔なるもの。魔女は火炙りにせねばならぬ。
魔女は確かに、人間とは異なる存在だった。けれど、誰かを呪ったことなど一度もない。彼女が大いなる力を使ったのは、人間の世界に受け入れられる努力のためだけだった。
弁解しようと魔女が口を開くと、「我々を呪うつもりか」と唇を縫い合わされた。目で無実を訴えると、やはり同じことを言って、瞼を縫い合わされた。
魔女は、我々の「美しい世界」に存在してはならぬ。
――そして彼女は、炎が噴き出す聖なる山の、灼熱の裂け目に落とされた。
これのどこが、美しい世界だと言うのか。骨の髄まで熱に焦がされながら、魔女は吠えた。なぜ人間たちは、私に愛を与えてくれないのか。愛なき世界は痛みに満ちている。痛い……痛い!
生きる痛みから自身を守るため、魔女は大いなる力を
この頃になると、魔女は諦観していた。「それでもいいか」――どう努力しても、自分は無害であると主張しても、どうしても人間たちが魔女を「悪」と決めつけたいのならば――いっそ彼らの期待に答えてしまってもいいか、と。
そんなふうにして、魔女の城は誕生した。何百年も昔のことで、その経緯を知るものは既になく、真実を記す文書もない。
何人もの人間たちが正義感や名声のために魔女の城に攻め入り、一人たりとも帰っては来なかった。
そして今、世界に勇者が現れた。ついに召喚魔法が完成したのだ。世界を救うにふさわしい能力を付与し、異世界から人間を呼び出す魔法。それによって呼び出された人間を勇者と呼ぶ。召喚された勇者は頼りなげな十代の少年であり、初め人々は不安に思ったが、すぐに第一印象を撤回することとなる。
彼はまさに勇者だった。剣をふるえば剣聖すら
自分の関係する全ての平行世界を見ることが出来るこの能力こそが、勇者を最強たらしめた。絶対に近い強さを持つ彼を
魔女が勇者の能力に気付いたときには既に、勇者は
「さあ、ここまでだ魔女よ! 大人しく我が剣の錆となれ!」
歳の若さに見合わぬ堂々たる言葉を吐き、勇者は不敵に笑う。
魔女は、思わぬ展開に焦っていた。もし人間が誰か一人でもこの広間に到達することがあれば、その時こそ人間たちを滅ぼし、自らの命も燃やし尽くしてしまおうと決めていた。
だが目の前にいる少年は――魔女よりも遥かに強い。人間を滅ぼすという最後の抵抗すら許されず、魔女はただ「悪の魔女」として討伐されてしまうだろう。
嫌よ――そんなのは嫌!
魔女は持てる全ての力を振り絞り、究極の魔法を発動させた。召喚魔法にも匹敵する大魔法。因果を捻じ曲げ、目の前にある脅威が脅威となる要因を排除する。
どんな強者も、無力な赤ん坊のうちに殺してしまえば、強者として君臨することは出来ない。この大魔法により、魔女の魂は時空を超えて過去に戻り、勇者と親しかった人物に乗り移る。そしてまだ勇者となる前の、幼い勇者を殺すのだ。
勇者と魔女の間に、強烈な光が迸った。そして時は逆行する――。
遡る時間の中で、魔女は勇者が勇者たりえた因果を見た。彼が異世界に召喚されようとしたとき、ひとつの決断を迫られていた。
『汝に正義あらば、己が得た全ての愛を捨て、我らが世界で悪を滅ぼしたまえ』
その言葉に、彼は迷うことなく頷いた。彼の中に正義があったからではない。彼はただ、異世界で勇者となるために捨てねばならないもの――家族や友人との愛など、最初から持っていなかったのだ。
彼の唯一の肉親であった母親は、一貫して彼に無関心だった。暴言を吐いたり、暴力を振るったりということすらない。衣食住は保障されていたが、それだけだった。
小学校低学年の時、クラスで飼っていたカブトムシの世話係になった時、彼は「自分はこれなのだ」と悟った。一応死なせないように飼ってはいるが、大して興味も湧かない愛玩動物。毎日餌をやり、棲家の手入れをし、なんとなく覗き込んで「あ、まだ生きてる」と思う程度の存在。
彼は痩せっぽちのカブトムシだった。
魔法もスキルもない世界で、何の魅力も才能も持たない少年は、自分に絶望していた。そこへ訪れたこの上ない幸運が、召喚魔法だった。
失うもののない少年は、生まれ育った世界をいとも簡単に捨て去り、異世界で最強の勇者となることを選んだ。そして人々の期待通り、魔女に死を突きつけたのだった。
目を開けたとき、魔女はあまりの眩しさと温かさに目眩を覚えた。「大丈夫ですか?」と、女性が顔を覗き込んでくる。戸惑いながらも頷くと、彼女は「具合が悪かったら、すぐに言ってくださいね」と微笑んだ。
こんなふうに優しげに、何の敵意もなく人間に話しかけられたのは初めてだ。魔女は動揺しながらも、状況を整理する。
どうやら大魔法は成功した。魔女の魂は、勇者に
魔女が辺りを見回すと、腕の中で何か温かいものが身じろいだ。それを見下ろして、魔女は「あ」と小さな声を漏らす。まだ首も座らない赤ん坊が、見えもしない視線を魔女へ向け、丸く柔らかな両手を宙に
今、この赤ん坊を窓から投げ落とせば、全てが終わる。
魔女の使った大魔法は、最初に設定した目的を完遂した瞬間に解ける。「勇者が勇者となる前に殺す」……これを成し遂げれば、魔女の魂は再び時空を越えてあの城へと舞い戻る。そしてその目の前に、もはや勇者は存在しない。
大魔法を発動する間際、仮に勇者が
「んんう」
恐らく生理的に出たのであろう声と共に、赤ん坊が魔女の髪を掴んだ。「抵抗のつもり?」と魔女はほくそ笑む。
窓から投げ落としてもいいし、床か壁に叩きつけてもいい。首を折ってやってもいいし、思い切り踏みつけても死ぬだろう。なんて無力な生き物。なんて無防備な生き物。なんて柔らかい生き物。なんて温かい生き物。
髪の束を掴む指をほどこうとして、それが驚くほど強い力で握られていることに気が付いた。自らを抱く女が、自らを庇護するものだと信じて疑わない、無垢な力強さだった。
「……まあ、もう少し、様子を見てやっても良いかしらね」
大魔法に時間の概念はない。いくら時間をかけようと、目的さえ達成すれば、魔女は問題なくあの城に戻ることが出来る。
せっかくだから遊んでやろう。急ごしらえの能力を与えられ、生意気にも勇者などと名乗ったあの少年を、母という立場から翻弄してやるのだ。ちょっとしたいたずら心だった。
魔法の存在しないこの世界でも、魔女の力は完全には失われなかったのは幸いだった。本来の実力からはかなり劣るものの、魔女は変わらず魔女で有り続けられた。
魔法で情報を収集する。産婦人科と呼ばれる四角い建物を出る頃には、この世界で必要な知識や常識は完璧に身に着いた。さあ、ここからは魔女の独壇場だ。低級ゴブリンよりも弱く惨めな生き物を、どうもてあそんでやろうか。
……そんな余裕ぶった考えが出来たのは、せいぜい最初の数日間だけだった。
乳飲み子の勇者を抱えて魔女が学んだのは、人間の赤ん坊というものは、とにかくすぐ死ぬ生き物だということだ。泥の中に生まれ、腐肉をすすって成長した自分とは、生命としての根本的な造りが違うのだ。
赤ん坊の世界には、死があふれていた。異物を飲み込んで死ぬ。布団で窒息して死ぬ。段差から落ちて死ぬ。原因不明の突然死というものもあると知り、魔女は戦慄した。もてあそぶどころではない。常に目を光らせていなければ、勇者は死に邁進していくのだ。
それに加え、魔女を辟易とさせたのは夜泣きだった。人間のように定期的な休眠を必要としない魔女にとって、夜眠れないことは苦ではなかった。それよりも赤ん坊の、鼓膜を引き裂くような強烈な泣き声が耐え難かった。
勇者が泣きわめくたびに、魔女は彼を抱えて「どうしたの、どうしたの」などと言いながら左右に揺らした。アパートのドアに「ガキ黙らせろ」と書かれた匿名の張り紙を見付けてからは、近くの公園まで歩いて行って、そこで何時間も勇者をあやした。
身を突き刺す寒さの中、まんじりともしない夜を過ごす。魔女が本来の力を持っていれば、赤ん坊を強制的に眠らせることなど容易だっただろう。しかし今の魔力では、赤ん坊が凍えないように保温魔法をかけるのが精一杯だった。
(まったく、私は何をしているのかしら)
何が不満なのか、勇者はまだぐずっている。顔を真っ赤にして泣き続ける勇者と、それをあやし続ける自分と、その両方に、魔女は呆れてしまっていた。
こんな欠陥だらけの生き物、さっさと死なせてしまえばいい。さっさと死なせて、あの城へ戻らなければ。あの、魔女のためだけの城へ戻って、そして……
(――……そして?)
魔女の目の前には、深く暗い大穴がぽっかりと口を開けていた。そして……どうする?
未来というものをすっかり覆い隠してしまう、見通しのきかない果てしない闇。それは唐突に魔女の前に現れたように思われたが、そうではない――それは魔女が慣れ親しんだ絶望だった。
それなのに今の今まで気付かなかったのは、その闇から目を逸らさせる何かが、魔女の中に生まれたからにほかならなかった。
「まーま」
言葉というには
それと同時に、一条の光が赤ん坊の顔を照らした。いつしか東の空は白み、小鳥が目を覚まして
澄み切った朝日の中で、全く未知の感情が、魔女の心の内側を引っ掻いていた。
「まあま」
赤ん坊が、もう一度言った。
「……はい、ママですよ」
誰にも聞こえないほどか細い声で、魔女は応えた。
それからの日々は、まさに矢の如く過ぎ去っていった。長命な魔女にとって、たった十数年など確かに一瞬の出来事であるのだが、それを差し引いても「あっという間」と形容するにふさわしい日々だった。
「お母さん、三者面談のプリント見てくれた?」
「今度の火曜日でしょ。大丈夫よ」
「ん、オッケー。じゃあ、行ってきます」
行ってらっしゃい。息子の背中に手を振る。三者面談というものがどういうものであるかも、当然調査済みだ。息子の将来にかかわる大切なイベントだ。
最近になってようやく反抗期も鳴りを潜め、息子は年相応の落ち着きを見せ始めていた。ひとつの山を乗り越えた、と魔女は安堵する。お茶を淹れ、朝ごはんの残りのパンをかじった。
嵐のような十七年だった。彼女が魔女でなければ、きっと挫折していただろうと思うことが何度もあった。実際、勇者の「本当の母親」は、そういうことだったのだろう。
勇者はやはり、大した魅力も才能もない人間に育った。地味な顔立ち、高くも低くもない身長、勉強も運動も平均。それでも今の彼は、かつての彼とは全く違う人間と評価しても過言ではないだろう。
彼は自分に絶望していない。ぱっとしない自分でも、何の才能もない自分でも、それでも誰かに愛され得る存在なのだというガラスの塔が、絶望の海から彼を守っていた。
それは、魔女が欲しくてたまらなかった塔だった。魔女は丁寧に塔をこしらえ、彼の心の中央にぽつりと建てた。
そして祈った。どうか、この脆く壊れやすい塔が、永遠に彼の中にあり続けられますように……。
溜め息をつくと、唇の隙間をほうじ茶の香りをした湯気が舞っていく。壁の時計は、午前八時を指している。
勇者が勇者となった時が来ようとしていた。
今日、何の取り柄もない十七歳の少年に、召喚魔法は訴えかけるだろう。
『汝に正義あらば、己が得た全ての愛を捨て、我らが世界で悪を滅ぼしたまえ』
息子はどういう選択をするだろうか。この世界を捨て、見知らぬ異世界を救いに行くだろうか。そうなれば、魔女の大魔法は失敗に終わる。この平穏の日々はなかったことになり、魂はたちまちあの城に引き戻される。その目の前には、魔女に大剣を突きつける勇者がいるだろう。
けれど、それでも良いと思った。今の勇者が――息子が、異世界に行く道を選ぶのならば、彼の胸にあるのはきっと逃避ではなく正義なのだろうから。
来たる運命の時を、ソファでまどろみながら待つ。
夢を見た。深夜の公園で、まだ赤ん坊の息子をあやす夢だった。コマ送りのように息子は成長し、高校生になる。どこかに出かけようとする息子に「行ってらっしゃい」と声をかけ、目を細めて見送る。場所は決まって、アパートの玄関だ。
光の差し込むドアの向こうに足を踏み出すと、彼の背に大剣が現れる。それを突きつけられたところで夢は終わり、また最初から同じ夢が始まる。
夢のループの中で、魔女はぼんやりと考えた。彼はどんな大人になるだろう。どんな人生を歩むだろう。どんな人を愛するだろう。どんな人に愛されるだろう……。
可能な限り、それを見守っていたかった。世界の残酷さに彼が
けれど、多くは望むまい。魔女は微笑んだ。彼が――息子が健やかであれば、それ以上の幸福はない。
まどろみをかき消したのは、大魔法が解けるまばゆい光ではなく、携帯電話の着信音だった。画面には息子の携帯番号が表示されている。慌てて取ると、通話相手の低い声が魔女の幸福を打ち破った。
「もしもし、大変です。息子さんが事故に遭って……」
世界はただ残酷で、この世界に生まれ落ちた絶望と激痛を緩和させるためには、愛という麻薬を摂取し続けるしかない。
魔女の心は今、耐え難い苦痛に、獣のような咆哮を上げていた。
運命はなぜ、ささやかな祈りすら平気で踏みにじっていくのだろう。
いくつもの
魔女が本来の魔力を持っていれば、回復魔法ひとつであっという間に再生させられた。しかし、今の彼女にはただ息子のそばにいることしか出来ない。そしてそれは、なんの効力も持っていなかった。
今夜が山です、と医師は言う。命が助かったとしても、元のような生活は……。
医師の声が耳の中で反響する。頭が痛い。脳髄の奥で、低い鐘の音が鳴っている。
けれど、彼女は挫けてはいなかった。自分のやるべきことが何なのか、はっきり理解していたからだ。
今この瞬間にも死と戦っている息子の頬を、持てる限りの慈しみを込めて撫でる。彼を
彼と魔女との間に、強烈な光が迸った。魔女自身の手によって大魔法は解除され、全てはなかったことになる。時は早送りで、元の姿に戻されていく――。
「……行ってらっしゃい」
目も眩む純白の光の中で、魔女は小さく呟いた。
目を開ける。何度も夢に見た光景が、そこに広がっていた。
魔女の城、その最奥の広間で、勇者は魔女に大剣を突きつけている。目の前にいる勇者は、彼に関心のない女に育てられた勇者だった。
魔女があやした勇者ではない。
魔女がミルクを飲ませた勇者ではない。
魔女が宿題を見てやった勇者ではない。
魔女と些細なことで喧嘩した勇者ではない。
魔女とテレビを見て大笑いした勇者ではない。
彼は違う。
けれど――彼がもはや自分の息子とは言えないからといって、だから何だと言うのだろう?
彼を愛した世界がなかったことになっても、魔女の中にある、確かに彼を愛したのだという記憶が失われることはない。それは何よりも尊く、何よりも確かなものだ。誰にも、何にも侵されることなどない。
魔女を倒すことにより、勇者は真の英雄として異世界に受け入れられる。それでいい。魔女は満足し、納得する。悲しくはない。恐ろしくもない。魔女の中にある愛は、生きる痛みだけでなく、死の痛みすら打ち消してくれるだろう。
魔女は微笑み、両腕を広げた。勇者は大剣を高く振りかぶる。そして――
「……お母さん」
大剣は魔女を貫くことなく、床に突き刺さった。涙の粒が、勇者の頬をこぼれ落ちていく。
魔女は息を呑み、そして思い出した。勇者の持つ固有スキル『
……彼は見たのだ。未来だけではなく、過去までも。
「お母さん」
もう一度、勇者が言った。魔女の頬にも涙が伝う。勇者に駆け寄り、大きく広げた腕の中に彼を抱きとめる。温かい。
「お母さん……ただいま」
おかえりなさい。おかえりなさい。潤む声で、魔女は何度も繰り返す。そのたびに、世界と魔女とを隔てる堅牢な城は音を立てて崩れ去っていく。最奥の広間に差し込む光に、魔女は目を細めて笑った。
――ああ。世界は、なんて美しいんだろう。
魔女の絶望の海には、ガラスの塔が
<終>
魔女と勇者とガラスの塔 深見萩緒 @miscanthus_nogi
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