こんにちは、深見です。『弦食イヅルはダンジョンに嫌われている』の更新、無事に再開しました。良かった良かった。
実は風邪が治ったあとヘルペスもやらかしまして、今もまだ唇に潰瘍をこさえたままの深見です。許すまじヘルペスウイルス。
でも体調はまあまあ戻りました。ご迷惑をおかけしました。
と、まあこんな感じで更新再開のお知らせだけでも良かったのですが、今日の『弦食イヅルはダンジョンに嫌われている』(私は個人的に『ダンきら』と略しています)の更新でキリがいいところまで行ったので、ちょっと本作品の世界観について書いておきます。
別にネタバレというほどネタバレでもないんですが、ここから下は一応、最新話の1話手前(第2章 ダンジョン免許試験:『新たなスキル④』)まで読んでからご覧ください。
『新たなスキル④』で、イヅルが冗談として振った人体実験の話に、吉野さんがマジレスしています。
なぜマジレスするのかというと、そういう事態が下手したら普通にあり得るからです。
本編では東京の描写しかないため分かりにくい(というか分からない)ですが、あの世界の日本は我々の住むこちらの日本よりもだいぶ治安が悪化しています。
ダンジョン発生に伴う混乱により国家体制も世界経済もガタガタになり、違法地下組織やら何やらが生まれまくったんですね。
東京では、ダンジョン発生後から2010年代初頭くらいまで大規模な地下組織が跋扈しており、未成年掠取を伴う違法極まりない何やかんやをやらかしていました。それこそ人体実験とか。
そいつらをブチのめして壊滅させた組織が現在の異空間管理庁の前身だったり、そこに樹や吉野やあわいあたりが絡んでたりするんですが、そのあたりの経緯は本編では触れません。書くとしたら外伝ですね。
東京だけは日本政府が威信をかけて全力で治安を維持しているんですが、圧倒的リソース不足により地方にまでは手が回っていません。
東京や大阪などの大都市はともかく、ちょっと都市を離れると、世紀末とまではいかないものの割とシビアな治安です。
イヅルたちは東京生まれ東京育ちなので、そういった治安格差を知識として知ってはいても、実感としてはぼんやりしています。
人体実験というワードを冗談として使ったイヅルと、真実味のある話として受け取った吉野の間には、そういう温度差があったというわけです。
と、こんな感じで、ダンきらの設定の話をたまにしていければ良いなと思っています。
ダンきらはようやく第2章が終わりました。ここでちょっと番外編とかを挟んでから(挟むかな? 挟まないかも……)第3章に突入です。
全5章か6章くらいで完結させようと思っているので、もうしばらくお付き合いのほど宜しくお願いします。