第295話 追撃と変化

「瑠衣?」

「もう用事は済んだでしょ、じゃあ瑠愛ちゃんがここにいる理由はもうないよね?♪」


 私は少し強めの口調で威圧する。

 瑠愛は混乱しているのか、焦った表情で私の方を見てきていた。


「……」

 斗真は完全に空気と化し、姉妹だけの空間が展開されている。

「それにさ、瑠愛ちゃんがいるとも居心地悪いでしょ?それに私もあんまり瑠愛ちゃんとは一緒に居たくはないんだよね?♪」


 空気当然の斗真を使い私は瑠愛を追い詰める。

 話を聞いていた瑠愛の表情は暗くなり、黙ってしまった。


「……さぁ消えてよ…瑠愛ちゃん♪」

 トドメの一撃を与え、瑠愛を部屋から追い出した。


 最高♪


(でもね瑠愛ちゃん……本番はまだまだこれからだよ♪)

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義姉《今カノ》と義妹《元カノ》そして、俺。 てんや 五 @19sasuke

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