重厚で、古風な言いまわし。いっさいの違和感なく読み進められますから、世界観に浸るための阻害をされません。和を感じたい人は読むべきです。
売れなければ死ぬだけ
今後の展開が楽しみです。今後の展開ですが、九尾の狐を討って終わりになるのか、おろちの本当の宿敵天津神との闘いが新たに始まるのか、天津神との闘いになれば、古事記や日本書紀にない新たな神話の誕生に期…続きを読む
この作品の特筆すべきところはまず、文章だろう。これぞ「和」であるという文体は、作者の選び抜いた言葉とこだわりによるものだろう。決してカタカナは使わず、言い回しも古風とし、けれど難解にはなりすぎず読…続きを読む
序章からぐいぐい引きこまれる文章。いや、語りといったほうが正解なのかもしれません。琵琶法師のうたや白星が舞をまう場面は、是非声に出して読んでほしい。言葉のリズムが良くて、とても心地よいです。…続きを読む
山奥にひっそりと暮らす人々の集落。結界で守られた集落の平穏は、不意に破られた。刺客の手により、民は殺され、里は焼かれ、何もかもが奪われた。生き残った一人の少女の身体も無残に斬り裂かれてしまった…続きを読む
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