編集済
12-5 海辺の家への応援コメント
↓の方の言ってる事がたぶん正しいですね。
それに付随して、朝日を浴びて体内時計をリセットする。ってやつあるじゃないですか。
人間の認識できる色の中で、紫外線に近い色が、紫の次に『青』なんですよね。
光の粒子って、1粒だけでもその波の大きさで、ぶつかった物資に与えるエネルギーが、変わるんですよね。
細かくなればなるほどエネルギーが強い。
だから長波紫外線(合ってる?)は日焼けするだけでも、中波紫外線はサンバーンを引き起こす。
まぁ紫外線の話は置いといて、太陽の光に近いブルーライトだからこそ、身体が「常に朝」みたいに感じることもあるんじゃないでしょうか。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
日焼けの視点は盲点でした! 光の粒子についてはぼんやりした知識しかなかったので勉強になります。
体内時計と朝日の関連はしばしば聞くので実験に取り上げてみました。「そういうこともあるんじゃないか」と思っていただけて嬉しいです!
編集済
12-5 海辺の家への応援コメント
ブルーLEDが虫を殺す波長なのは知られていますが、人間にはある種の
「緊張」を強いるのではないかと思っています。
赤い光は一時的にアドレナリンの分泌や心拍の上昇を促して
身体的なパフォーマンスをあげる物、
青い光は睡眠時でもリラックスしない警戒状態の維持ではないかと。
例えるなら、災害時に一時避難所に集まって生活する時のような
身体が警戒を解除しない状態だけれど、身体的なパフォーマンスは
上げないと言うような
「眠っていても警戒しているためリラックスしない状態」
東日本震災の時などは、避難所に居るため身体的な負荷はありませんが、
精神負荷は高く、潜在ストレスはかなり高い状態にあったようです。
この状態からの解除は案外簡単で、身体に接触刺激を与えると解除されます。
何故こう言い切れるかと言いますと、先輩の整体師が東日本の避難所に
ボランティア施術で行って、施術後にそういう緊張状態が解除されました。
直接は見ていませんが、同意の下一部録画もしていたそうで、その後の経過を
聞いたところ、ぐっすり眠れるようになったという声も多かったと。
ちなみに私がやっている流派では「天窓突き」と言う施術があって、
頭の縫合線部分を圧迫することでリラックスと身体リセットをすると
言われていました。
徳島大学の大橋教授の協力で脳波計を付けて施術したところ、リラックス時の脳波が出ている記録も実証されています。唾液中のストレスを示す物質の
減少も確認されました。
以上のこともあって、洗脳と異なり、身体反応に関しては
「ニュートラルに戻す」のはそこまで難しいことでは無いと思います。
光刺激や非接触の実験はデータの蓄積が為されているようですが、接触施術の
データに関しては例も少なく、研究者も少ないですね。
精神分野に関してなおさら少ないので今後の実りある研究が待たれますね。
追記
例に挙げたのは接触施術ですが、おそらく脳のモードが切り替わるのだと推測されています。個人的には警戒モードの人が入浴したら解除されるのか気になってます。入浴は誰でも出来るお手軽なリラックスですので。
被災地に自衛隊の入浴車が行って被災者が入浴できたというのは聞くんですが、
まさかデータを取るわけにも行かないですしね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
光が緊張を強いるというお話にとても納得しています。
避難所でボランティア施術があったこと、初めて知りました。貴重なお話ありがとうございます! 精神的な緊張が体をほぐすことで解除されるというお話で、心と体は連動するものなんだなとしみじみ思いました。
私はマッサージや整体を体験したことがないのですが、施術後も緊張緩和が持続するエピソードを知り、とても興味が湧きました。リラックスのためには非接触より直接体をほぐす方が効果がありそうだなと感じたりもしました。
私も、マッサージ・整体の効果に関するデータが出て、他のもの(光など)の効果と比較する研究が発展していくと良いな思います。
追記、ありがとうございます!
「脳のモードが切り替わる」なるほどです! 自衛隊の入浴車のエピソードは聞いたことがありました。私は風呂が苦手なのでリラックスには個人差がありそうだと思ったり...でも確かに緊張モードは解除されそうですね。
編集済
11-2 警報への応援コメント
お疲れ様です。
高校生男子のウブなからみ方いいですね。
スカされると追撃できない感じがとてもらしいです。
食べられないものを除ける女の子の、割り切りが出来てない感じも良い。
擦れてないあの年頃は重ーく考えちゃったりする物ですよね。
元は別の個体で環境や性格も異なっているにもかかわらず、
過去のドッペルと同じような振る舞いになっているというのは
現在の状況ではシンクロニシティが作用していると考えるべきでしょうか……
米が飛んでいく研ぎ方……
……そういうこともあるのかの知れない。私には判りませんが(汗
私は米が飛んでいくことはありませんが、砕けることはあります(笑
古い人間に仕込まれてるので米はガシガシ研ぐ方でして、
品種変えたばかりとか、
友達の家で米研ぎにあたると、砕けることがあります。
もちろんすぐ気づくので加減する様にしますが。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
人を気にしがちな年頃の子たちを読み取っていただけて嬉しいです。
シンクロニシティについては、確かにそうかもしれません...。
米が砕けることがあるのですね!? 勉強になります!
11-1 警報への応援コメント
当初の同僚(現モモウラ)さんは、レンゲちゃん自身を見て勉強を教えてたんですね。
前の前の話(だったかな?)では単にモモウラ(本物)への復讐のつもりで手懐けてたのだと思ってました。
ただ、本物が人間、というものについて考え出してからの『ドッペルゲンガー』としての彼は、もうそんな気持ちはないのかな。
本物と偽物、両方が優しくなれる日は来るのか。という可能性。(この一文は気にしないで。)
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「偽物のモモウラ」も「レンゲ」も悪役ですが、こうして考察をいただけると嬉しいです。
Y.Tさんにはいつもストーリーやキャラクター、理論についても広くコメントいただけて本当に有難いです!
10-4 モモウラ教授への応援コメント
ふと思ったんですけど、この物語。
冒険活劇ですね。
SFやミステリーの枠を越えた、読者である僕をワクワクさせてくれる。
そんなお話に感じます。
さあ、もう後は、ラストに向かって走り続けるだけですね!
応援しています。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
冒険活劇とおっしゃってくださり嬉しいです! アクション等を全体的にはあまり取り入れていない話ですが「ワクワクした」と言っていただけると励みになります。
ありがとうございます!
編集済
10-3 モモウラ教授への応援コメント
全ての物語が繋がりましたね。盛り上がってまいりました!!
ところで、下の方のコメントを見て、気になった事を思い出しました。
僕がまだ19の時の職場で、カウンセラー的な教育を受けてきた人がいて、興味深々の僕は、その人に学習資料の一部を見せて貰った事があったんです。
それに書かれた内容は簡単にいえば、「これは、こうだからこうしよう。」という、事が沢山書いていたんですが、ごく部分的なケーススタディと呼んでも差し支えない文章。
と、当時の僕が見ても、そんな感想しか抱けなかったと記憶しています。
資格を取る為以外の情報は、個人のこれからの勉強と経験に依存する物なんでしょうね。
国や機関が認めていない知識は、間違いとして処理される。だから日本は色々な事に遅れていくのでしょう。
追記
個人に依存する。と、認めない。この矛盾をどうにか出来れば良いんですけどね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「資格を取る為以外の情報は、個人の勉強と経験に依存する」とのお言葉に、確かにと気付かされました。だからこそ経験し続けて勉強し続けることが広く物事を見る力になるのかなと思いました。
「国や機関が認めていないと間違いとして処理される」というのはこの厳しい現状のご指摘なのだと思います。
既存の知識にそぐわないことが起きた時に、何が起きているのかをひとまずありのままに「見よう」とできればいいんですが…。
追記いただいてありがとうございます!
Y.Tさんのおっしゃることを私なりに解釈しまして、
例えばある病気の患者さんがいるとして、「その症状がその個人のみに起こったこと」と、「その病気にその症状が起こり得ることを認めないこと」の意味合いでの「矛盾」を指しておられるのではないかと思いました。(違っているかもしれません、いや違っていると思います、すみません...!)
この解釈を前提とすると、思い当たる節がたくさんあるなと思いました。本当にどうにかできると良いのですが...。
10-2 モモウラ教授への応援コメント
僕の父が、脳梗塞の後遺症にプラスして、そういった感じになりました。
性格がマルっと変わる程ではないんですが、母を傷つける言葉をしょっちゅう吐いたりしてました。
ただ、最近はそういった事も少なくなり、(自分でもそう言っていた。)何かで補われているんだなぁ、と思いました。
ところで、こういった文献を読んだりしていると、「あれ?これって俺の事じゃね?」とか考えたりする事があって、非常に面白く感じるのですが、僕だけでしょうか。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
Y.Tさんのお父様のお話、作品や近況ノート等で拝見しております。
身近な人の性格が急に変わる、同じ人のはずなのに様子が違うことを目の当たりにした最初は戸惑いますよね...。(私の場合、祖父に似たようなことがありました...)
「何かで補われている」というのは私にはない発想でした!
私も文献読んで「私のことだ!」と思うことたまにあります。自分に重ねられると面白いですよね。
編集済
10-3 モモウラ教授への応援コメント
お疲れ様です。
「頭が良い」の定義って難しいですね。
物を知っている=知識 これは本をひたすら読めばいいしデータベースでも可
組み合わせ方を思いつく=発想力 単体では役に立たないので評価が難しい
思考が速い=知能指数といわれている脳の計算の速さ
これに観察力や注意力が結びついて「頭がいい人」を形作ってますし。
個人的には発想力が一番代用が利かないと思ってますが、知識が深くないと
活かせないのがなんとも。
追記
シーラという子は未読ですが、アルジャーノンに花束を、5番目のサリー、ビリーミリガンというあの当時の多重人格/精神医学物は一通り読んでおりますので理解は出来ます。「洞察力」を起点に知識を獲得していくパターンですね。5番目のサリーで既に示されていますね。
上記の分類に含めようか迷いましたが、
複合要素なので敢えて「観察力」「注意力」としました。
やはりそこを指摘されますか。流石ですね。
群体生物≒社会知性とでも呼ぶべき部分の知性については洞察力があれば他は
いらないレベルの物ですが、単独で成り立たないのでこれも発想力と同じく
判定が難しいですよね。
エンタメ小説ですが、和書だとドラマにもなった千里眼シリーズが「洞察力」使って色々すると言う話でしたね。
日本でもこの手の「まともな」学術研究がでれば良いんですが、鬱すら治せない日本の精神医療を思うと望み薄ですね。かといってプロファイリング捜査に期待も出来ないですし日本では発展性そのものが疑問ですからねぇ。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「頭が良いの定義」をご指摘いただいて、核心を突かれた気持ちでおります。
私も頭の良さについて、@fts01さんとほぼ同じ考えだなと感じております。(乗っかってしまってすいません…!)
トリィ・ヘイゼンの「シーラという子」をご存知でしょうか。私の中で最も頭の良い人物はこの物語の「シーラ」なのだと思います。
シーラは六歳にしてIQで最高得点を叩き出したり、虐待を受ける中で知り得るはずのない難しい単語を知っていたり、問題を解く時それを見ている大人の表情で自分の間違いを察知したり、周囲の人間の感情の揺れ動きを逆手にとってみせたりします。
おそらくこのイメージに少々影響を受けて、この話を書いている気がします…。
追記いただいてありがとうございます!
「洞察力」と言っていただけて、まさにこれが言いたかった!と今、気付きました…。
「単独で成り立たない」ものなので確かに数値で測れないですね。
ダニエル・キイスの書籍と千里眼シリーズはまだ読んでいないので(「アルジャーノンに花束を」のドラマは観てたんですが)教えていただいて嬉しいです。
日本で学術研究の発展が乏しいというお話ですが、これまでぼんやりとしか知らなかったので勉強したいなと思えました。ありがとうございます!
編集済
10-2 モモウラ教授への応援コメント
お疲れ様です。
脳損傷についてのケースですが、急激な損傷に伴う性格変化は
よく起こりえますが、逆のケースとして
脳が溶ける病気のケースで「ゆっくり進行する場合」は左脳の機能を右脳が代替処理するケースも認められていますね。
生体の変化はゆっくりとした物であれば代替が可能
というケースの一例ですから、
急激な知能上昇を狙うのであればゆっくりとした変化では
難しいかも知れませんね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
脳の病気が「ゆっくり進行する場合」について興味があったので教えていただけて有難いです!
損傷した脳機能を代替することで本来にない機能まで備える、というのは不思議ですね。
変化に対応する力が人体(もしかしたら心理面にも)にあるのだと考えると、それができるケースとできないケースで何が違うのだろうと考えさせられます。
編集済
10-1 モモウラ教授への応援コメント
お疲れ様です。
性格を形作るのは「記憶」だと思っていますので、頷ける話ですね。
人格の方向性を決定づけるような記憶が抜け落ちているとすれば、
性格が大きく変わります。
知識は以前のままで知能(脳の計算能力を指します)が高まれば洞察も深くなる。
よって先が見えるとそれを見越しての接し方や対応になると。
それが意識されているかどうかは関わりなくそういった変化が生ずると
言うわけですね。
記憶と性格の相関なんて真っ先に気づきそうな物ですが・・・
少しズレますが、内臓移植を受けた人の性格が変わるケースが
報告されていますね。
有為な学術調査のデータは公開されていないと思いますが、個別のケースでは
殺人者からの心臓移植のケースでは以前はなかった殺人嗜好が認められ、粗暴な人の心臓を移植されたケースでは同様に粗暴な傾向が顕れたそうです。
このことから「記憶」は脳以外にも宿るのではないかという学説の根拠になっていますね。
近いケースでは四肢切断による幻肢痛ですかね。脳の生体マップとのズレが原因とされているようですが、脳だけの問題なのかは疑問が残るところですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「性格を形作るのは記憶」というのは話全体にかかるテーマの一つであると思っているので、ご納得いただけて嬉しかったです。
「内臓移植を受けて性格が変わるケース」は初めて知りました! 幻肢痛で有名なのが鏡療法ですが効果が一時的だったり患者によって効かなかったりするのも、脳だけの問題でないとすると納得できます…。
「記憶は脳以外にも宿る」という考えは驚きましたが、考えてみると、記憶障害で最近のエピソードを忘れていくのに手続き記憶(日常生活の動作に関わること)は覚えている、といった例をテレビで観たことを思い出しました。体で覚えるという決まり文句は実際にそうなのかもしれませんね。
9-3 地下室のピアノへの応援コメント
実は、ストーリーとは別に、概念的なもので、カズマをドッペルも含めた1人の人間として見ていたりします。
そして別の可能性も。
この物語の行き着く先は、一体どうなるのかな?ニヤニヤ。
僕の考える人間の良い部分を描けているこの作品を、いつも楽しみにしています。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
キャラクターとその変化を見てくださって、本当に嬉しく思います。
そして「人間の良い部分を描けている」とのお言葉に励まされました!
9-2 地下室のピアノへの応援コメント
まだスミレさんは心の書き換えが終わってなかったみたいですね。
理性とか使命感とかって、感情とか本能とかを抑えるのに必要な物だと思いますが、そんなの関係なく、全てをさらけ出したくなる事もあるでしょう。
こういうジレンマ、僕は好きです。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「好き」と言っていただけて良かったです!
編集済
9-1 地下室のピアノへの応援コメント
な、何をする気だ⁉︎(本当に展開の先が読めてません、まるで、エラリークイーンの挑戦を受けているみたいです。)
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
話はちゃんと着地させたいなと思いますが、どうなることやら...。
推理作家に例えていただけるなど身に余る光栄です。
8-4 温室への応援コメント
ドッペルも賢い。いや、これも僕の勘違いか?なんにせよ、続きを読めばわかるだろう。
それとは別に、施設の中でのドッペルの暮らしは、理不尽なものだけではなかったんですね。
他人の苦しみと自分の苦しみを両方背負ったらそりゃパンクしますよね。
でも、それを見ていてくれる人がいた訳だ。
ただ、その子もこの施設にいる事が気になります。
気になる事が物語に集まってきた。
これも一つの盛り上がりですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
(物語の中だけでなく)理不尽さがあっても誰かが分かってくれているだけで頑張れたりしますよね。
ストーリーも気にしてくださって嬉しいです。
7-4 家庭教師への応援コメント
記憶の個人的な解釈ですが、脳神経ニューロンの太さと成長具合で決まるものだと解釈してます。
記憶の定着は反復が必要というのは知られていることなので、
思い出しやすい→ニューロンが太い(よく使われる)
思い出しにくい→ニューロンが細い(めったに使われないOR出来たばかり)
なので本作における記憶定着というものは脳神経ニューロンの方向性をある程度決めてしまうものになるかと思ってますので、量産した場合には思考の方向性も似通ってあまり突飛な発想が生まれにくくなる物ではないかと。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
記憶の解釈をいただいてありがとうございます、勉強になります。
知能を量産する方法については話の中で触れておりませんでしたね…。
もし@fts01さんのおっしゃるように思考の方向性が同じ知能を移植するのだとしたら、そんな人間ばかりになったらと考えると怖ろしいですし、そのことで人間全体の知能が高まったと言えるかは疑問ですね。
7-1 家庭教師への応援コメント
私の場合はY.Tさまとは逆に
映像やイメージを「言語化」してしか捉えられない場合は、理科が苦手になると思ったんですが。
論理的思考に偏るために、事実からの「分析」や「発見」が苦手になるかと。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
私は、Y.Tさんのおっしゃった「意味としてしか捉えられない」ことを、「推論」が苦手なタイプの学習障害を指しておられるのではないかと解釈しております。小学生レベルの理科の実験では成績が良いとされますが、国語の作文は苦手、といったような…。
@fts01さんの「言語化してしか捉えられない」ということは、「認知することが苦手」つまり「図形やグラフの読み取りが苦手」なタイプを指しておられるのではないかと受け取りました。違っていたら申し訳ございません…。
編集済
6-4 企業見学会への応援コメント
脳は共鳴するというのが一時期言われましたね。
片方の知能が上がって片方が下がったというのがシンクロニシティの現れで
あったなら、偶然はなく、起きた事象そのものに意味があることにもなりますね。
どちらがどうなる、と言うことではなくて、起きた事象そのものに
意味を与えるという考え方になります。
この場合は片方が下がったから片方が上がる、と言う解釈では成り立たないことになりますね。
本稿で描かれている脳の信号操作をして情動を制御する、というものに似た技術として、うつ病患者の頭に電極を付け、脳の活性領域を制御する事で治療に効果を上げている事例がありますね。
TMS治療(経頭蓋磁気刺激治療)と言われている奴です。
追記
シンクロニシティのお話、わかりにくくてすみません。
「人や物体間でエネルギーによって情報がやり取りされて、結果何らかの相互作用で現象が起きる」と言う定義で用いてました。
潜在意識が介在するかはあんまり関係なく、現象として相互作用が起きる、と。
ですので、どちらをどう弄ると言うよりもその現象自体に意味を与えるという
ニュアンスですね。何らかの意味がある間は相互作用する、それが終われば相互の影響は小さくなるという。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
シンクロニシティについて詳しくないので今調べたところ、「人や物体間でエネルギーによって情報がやり取りされ潜在意識を通して不思議現象が発現する」といったような説明が出てきました。(合っておりますでしょうか…?)
とても興味深く思いましたが、おっしゃる通り、知能が「片方が下がったら片方が上がる」ことを理屈づけることが難しく…ちょっと見直してみます。
そして、やはり@fts01さんはご存知でおられましたね…。
実はこの話を書くにあたって、そういった「脳の信号操作で情動を制御する」技術・治療に興味が湧いて、「それならこんなこともできるんじゃないか?」という思いつきがありました…。
編集済
6-3 企業見学会への応援コメント
お疲れ様です。
ドッペルゲンガー製造計画というのはそういう意味だったのですね。
知性や知能というのは自分以上の物を判断するには向かない。
チューリングテストも被験者以上の存在を用いると判断そのものが不可能ですしね。
一点気になったのは、
ここで言われている「情動性知能」がどういうものかは分かりませんが、
実感ベースで言うと「自分の機嫌を自分で制御できない」輩のなんと多いことか。
社会的地位の高いとされている輩にあってもその傾向は強い気がしますが、
情動性知能とはそういったことを指しているのでしょうか?
「自分の機嫌を他人にとって貰う」という実例を見る限り、高等だったり高尚だったりはしませんねぇ。
むしろ印象的には幼児性や頭の悪さの表れに思えます。
個人的には地位や利益にかかわらず、そういった輩の近くに居たいとは思いません。そんな有り様を是としたいとも思いませんし。
ガードナーのMI理論にしてもそういった部分は分析しきれていない気がします。
ただし、合理以外の視点を手にしたいとも思っていますから、自立した上で他者との関係に何かを探すべきだとも思っていますが。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「知性や知能というのは自分以上の物を判断するには向かない。」というのは、あまりに的確に言い当てられてしまった気がします…。
私も実感としては@fts01さんと同じく、社会的地位が高くとも自分の感情を制御できることにはつながらない気がしておりまして…。
これ以降の話でその辺りをきちんと提示できたらなと思っていますがまだ当分先になる予定です。
「自立した上で他者との関係に何かを探す」ですか、今後の話の参考にさせていただきます。
編集済
7-4 家庭教師への応援コメント
そうですね。精神が安定していない時は、その原因になった記憶が宿る部位が、常に興奮している状態とも言えますね。(エビデンスなし)
そんな状態で、別な記憶を探ろうとしても、脳の道筋が多過ぎて、余計な情報まで思い出されて、結果的に思い出せない、という事もあるのかも。(エビデンスなし)
学術記事とは関係ないところで変な妄想をしてしまう僕も、安定、とは程遠いのかな。(エビデンスなし)
そして、クライマックスですかね。
ドッペルは無事に済むんでしょうか。実のところ、それが一番気になります。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
(6話にいただいた追記も誠にありがとうございます! 励ましのお言葉に勇気が出ました)
理論について「あり得るかもしれない」と思っていただけて、ひとまず安堵いたしました。
また、キャラクターを気にかけてくださって嬉しいです...!
(無事に済むか...ご納得いただけるラストにはしたいです)
編集済
6-4 企業見学会への応援コメント
そのオリジナルな理論が面白いですよ。
ストーリーの切なさにも磨きがかかっています。
片方のエピソード記憶を消去して、相対的にもう片方の情動性知能が高まる。
興味深いと同時に切ないという体験を、読者の私に感じさせてくれています。
追記
教授はまだ、実験のプロセスの内の「仮説」と「検証」の段階ですので、ビクビクしなくても良いんじゃあないかと思います。
僕たちも読者にどう思って貰えるか、という検証の段階ですので、そういった意味では教授と同じ位置にいるのですから。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
ストーリーが切ないと言っていただけて嬉しいです。理論が興味深いというお言葉、励みになります。
(オリジナルな理論ですが、現実にあるものかのように語って(騙って)いたりして読者様の誤解を生まないかびくびくしています...)
編集済
6-3 企業見学会への応援コメント
情動性の知能は、その場その場のシチュエーションで変わると実感しています。
例えば、自分と関わりない赤の他人には、冷静に対処できても、恋人同士ですらまだない、意中の人の前では正常に働かなくなる的な。
僕はそれをコントロールしようとして、多分、成功したんだと思いますが、少し寂しく感じました。
追記
僕は学者ではなくて、それを使う者、です。だから、お力になれるかは分かりませんが、違和感を感じたら、なるべく書く様にします。(というか違和感感じてないんですけどね。)
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
私も情動をコントロールできるようになりたいと思っていましたが、寂しく感じるものなのですね...。
情動性知能について教えていただき有難いです。私はまだまだ勉強不足なのでもっと調べて修正していきます。
そして図々しいお願いになってしまっていますが、理論としておかしな点が見受けられましたら、ご指摘いただけると本当に有難いです...!
14-3 USBへの応援コメント
お疲れ様です。
ここで言う『高度な知能』が何を指すのか判りませんが、モモウラドッペルに
総合的な論理思考が可能かは既に疑問がありますね。
妄執。
それは思考を歪めますし、論理的思考の結論も上書きしますから。
モモウラ教授オリジナルが 生かされている時点で彼の仕掛けた安全装置が
働いている気がします。
姉妹を繋ぎ止め、安定させるためだけにしてはリスクが大きすぎるし、
クロの例もあるので、知識や思考方向、情緒変化が可能なのはオリジナルとコピーが必要という可能性もありますね。
もしくはそれ自体が壮大な安全装置なのか……
知能を測る絶対的な基準がないのが弱点な気がします。
クレペリン検査を初めとするものは自身で回答操作が可能ですし。
私ですらもっとも単純な2軸4分類+作業効率などでは傾向と作業効率を操作するのも難しくないですからね。問いを設定した時点でその奥にある軸が見えるわけで。
訓練を受けたり知識を持ってさえ居れば はい・いいえ 式の設問傾向は
突破できますね。真摯に答える前提で問いが作られていないとすると設問数が
増えて検査や分析に余計時間が掛かり、傾向分析がどんどん曖昧になると。
モモウラオリジナルは設問を作る側なんで、
「意図して低く回答し、振る舞ってみせるのも可能」な点が
この作品のカギなのかな。
「知性は知性を測るのに向いていない」
結局そこに行き着くわけですが。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「安全装置」という視点をいただき、そういった面にも目を配って読んでくださったことを嬉しく思います!
そして、知能についての話としまして。
実際問題として「知性は知性を測るのに向いていない」というのはおっしゃる通りです。研究するからには分析して数値を出さなければならないのですが、それが出来にくい訳ですね...。
現実には解決していない問題ですが、この話で扱うにあって、知能の高さを詳細まで定義して話に盛り込むべきか悩みどころです(一人で悩めという話ですが💦)。
随分前の話で「IQを基準とする 」と定義したのでそれにこじつけた理論は作れそうだと思ったりします。
しかし、IQ140の被験者とIQ150の被験者がいたとして、それ以下のIQの研究者はその差がどのくらいのものなのか分からないので(あ、結局これは@fts01さんのおっしゃったことと同じですね...)、どこかで割り切ってしまう必要がありそうですね。
(例えば、IQ130以上でEQが平均以上の場合のみ「高度な知能」と見なすと、そこに至るまでのIQ(知能の高さ)とEQ(情動性知能の高さ)には相関が見られる等...)
または、@fts01さんが「妄執」と言い当ててくださったように、計画が破綻し始めていることに読者様がお気づきだとすると、「知能とは何か」を問いかけるストーリー展開を続けても面白いかな(私が様々な考察を拝聴できるため面白い...)と思ったりしています。
もう少し自分で悩んでみますね。多くの貴重なご考察をいただき本当にありがとうございます!