なぜ高校生や初心者が書いた小説がカクヨムのランキング上位や人気作になれるのか？

好きなことで生きていく鍵は〇〇層にある

最初に結論を言います。

好きなことで生きていく鍵は「富裕層」にある

あなたに質問です。

あなたは学生時代に

週刊のマンガ雑誌を読んでいたと思いますが

マンガの単行本はどれくらい持ってましたか？

おそらくほとんどの人が

「いや、あまり持ってなかった」

「本当に好きなマンガは買ってたけど

　それ以外は基本的に友人から借りてた」

と答えるのではないでしょうか？

先に結論を言うとこれが

小説家が稼げない理由です。

具体的に言うと理由は２つあり

１つ目はマンガやライトノベルを読む層は

学生や20代などの若い人が多く、

そして若い人にはお金がない人が多いので

本当に好きな作品なら買うけれども

そうでもないものについては

昔なら友人から借りる

最近ならマンガアプリで読むなど

「できる限りお金を払わなくて済む」

行動を取ろうとします。

つまりどんなに良い商品を作り

お客さんに営業したとしても

そのお客さんがお金を持ってなかったら

買ってもらえないよねということです

２つ目の理由は「単価が安い」です

あなたに質問です。

あなたは一番好きなマンガの単行本を

「何セット」持っていますか？

おそらくほとんどの方が１セット

多い人でも読む用・保存用・布教用の

３セット程度なのではないでしょうか？

何が言いたいのかと言うと

マンガの単行本の値段は1000円前後なので

例え日本一の実力があったとしても

３巻までしか単行本を出していなかったら

どれだけ熱狂的なファンがいても１人から

3000円～1万円程度しか稼げないということです

つまり専業の小説家が少ない理由は

ビジネスの仕組み的に稼ぐことが

ほぼ不可能だからです。

そしてスポーツにおいて

野球やサッカーなどの稼げる

スポーツには人が集まり

仕事をしながらじゃないと

競技を続けることができない

稼げないスポーツに人が集まらないように

創作者においても成功すれば専業で

生活できるYouTuberを目指す人が増え

逆に稼げない小説家を目指す人が減り

それに伴い質も低下していっている

これ出版業界の現状なのです。

出版社としてはこのままでは

困るので対策を打ちました。

この章の最初にも書きましたが

近年ビジネスの仕組みが変化して

広告収入など客からではなく

企業からお金を貰うものが増えました

さらにカクヨムでは最近ギフトつまり

「投げ銭」が導入されました。

これらは学生や若い人を始めとする

お金がない人にお金を払わせるのを止め

企業などお金を持っている人に

お金を払わせるようにしよう。

そしてVTuberなどに高額の投げ銭を

何度も投げる人がいるように

「好きなもののためならいくらでも金を払う」

応援したいと思っている人の気持ちに

応える仕組みを作ることで、

これらの問題を解決しようとしているのです

個人的にはYouTubeとは違い

収益化に条件がなく、

さらにアクセス数に応じた

広告収入を導入したのは

英断だったと思います。

噂程度で詳しくは知らないですが最近

某大手小説投稿サイトが改悪を続けたことで

作者が離れていっているみたいですね

某大手サイトは収益化はないけれども

桁違いの数のPVと感想が得られる

つまり懐ではなく心を満たせることが

最大の強みでしたが、それがなくなるなら

「注目の作品」という初心者の

初投稿作品でも人気作になれる仕組みがあり

さらに有名レーベルとの繋がりも多くある

カクヨム一強の時代がくる日は近いと思います

まとめると好きなことで生きていくためには

お金をたくさん持っている人に

お金をたくさん払わせる仕組みが必要です。

例えば芸能人ならテレビ番組に出るより

CMに出た方が稼げるように

小説家も小説を書くだけではなく

大ヒット作を出して上げた知名度を使い

企業の講演会の依頼を受けるなど

他の稼ぐ方法を探す必要があります

面倒臭い・やりたくないと思うでしょうが

この章の最初に述べたように

科学技術が進歩すればするほど

お金を稼げる方法が増え、さらに

簡単に稼げるようになる傾向があるので

出版業界で働く頭の良い人たちが

もっと簡単に作者が稼げる仕組みを閃き

作ってくれることを祈りましょう。

その結果が今後の出版業界の

繁栄と衰退を決めると思います。

◆◆◆お礼・お願い◆◆◆

最新話まで読んで戴きありがとうございます

もしこの創作論を読んだことで

7個以上今まで知らなかったことを知れた

次回作は絶対に過去最高の結果を出せる

と思ってくださいましたら、

良い創作論だと言えると思うので

★評価をお願いします。