読み進めるのが止まらねえ(アンストッパブル・パーリー)

Q.キャッチコピーの「天上の調べよりも最高にハイな詩、幻聴せてやっから」ですが、これどう読むと思いますか?
なお、作中では以下の言葉に()内のようなルビが振られているものとします。

恭しくも荘厳な足取り(ムーンウォーク)
黎明が空を染める(デイブレイク・フロンティア)
全裸中年男性(ネイキッド・ルナティッカー)
行き場を失って彷徨う紫と黒の煙(ロスト・ワンダーなデス・スモーク)



A.わかるか!!!!!!!!!!!



ちなみにこれは一部です。本編ではありったけのルビ芸の洪水。その上で読みづらすぎるなんてことはなく、むしろめちゃくちゃ面白い。イカレてやがるぜ、トゥルー・ガチで。
ルビ大暴れでハチャメチャすぎる第1話を読んで、戸惑いつつも何かを感じて第2話に進み、相変わらずルビだらけなのになんか癖になり始めて第3話に進み、4話、5話6話……あっ読み終わった……。という感じでした。夢心地だったけど充実感がありすぎて脳のどっかが破壊された感覚があります。読むドラッグ。笑えて、なぜか格好良い、trueなアングラ小説です。

その他のおすすめレビュー

かぎろさんの他のおすすめレビュー174