胸がきゅっとなる甘く切ないお話。うまく綺麗にまとまっているなと感心しました。短いのでサクッと読めます。是非ご一読ください。
2020年8月に趣味で小説を書き始めました。 主に『小説家になろう』で投稿してます。 よろしくお願いします!(*´∇`*) pixivにも一部の作品を掲載…
記憶をめぐるSFには名作が多い気がします。本作もその一つ。一夏の記憶をめぐり切ないストーリーが繰り広げられます。ラストの切なさが沁みる、短い中に中身のぎゅっと詰まった短編です。
夏の感じとか、SFちっくな未来への恐怖とか、若い男女の恋とか、色々な要素が短いのにぎゅっと詰まっている。しかも、それが読みやすくさっぱり書かれているから最高。とても良い短編でした。
短い文にひねりを加え、最後の最後でもう一ひねり。俯瞰された男の子の愛情と、それを見続ける女の子の心情が切なくなる短編でした。
まじりっけがなく、他に邪魔されないのを良しとしてバニラアイスを食べる彼女。この冒頭からいっさいは始まっていた。短い物語だからこそ、無駄の無いよう徹底されており、その上、読者の中で読後、反芻的に…続きを読む
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