必ずあたる占い師に会いたいと思いませんか

チートに酔いしれる主人公ではなく、チートに振り回されているようで、いないようで、どうでしょうという主人公。不死者になっても、人として平凡に生きたいと願いつつ、不死者の価値観で、微妙にシニカルな行動にもなります。物語も面白いが、主人公のリカルドも魅力的です。占い師の仮面(顔を変えてる)を被って数多の悩みを解決したり、色んな厄介事に巻き込まれたり。でも本人は静かに生きていきたいだけなのです。
スロースターター気味ですが、一度読んだら、きっとあなたも読み続けたくなるでしょう。

でも、読んでる人は、物語に集中しすぎて、評価するのを忘れていると思うのです。私はそうでした。

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