概要
「僕がしんがりにいる限り、新選組は不滅である」
【奇怪な少年が居た。その者新選組十一番隊隊長、盲目の女剣士、無類の戦好き】
盲目の小さな剣士が居た。
白妙の布で目元を隠し、藍の髪と深い碧眼を持つ奇怪なその剣士の正体は、女であった。
辻斬りの下手人として捕縛された彼女は、その身を新選組に置くこととなる。
盲目ながら、獣のように戦う腕利きの二刀流剣士であった彼女の手綱を握ったのは、新選組"鬼の副長"、土方歳三。
因縁の相手長州・土佐との戦い、失明の過去、ふざけた日常、恋の行方を辿る、彼等が生き抜いた軌跡の物語。
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サブエピソードはこちら
『誠眼の彼女 挿話録』
https://kakuyomu.jp/works/16816927862501120284
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❤︎、★、コメント・レビューありがとうございます
史実
盲目の小さな剣士が居た。
白妙の布で目元を隠し、藍の髪と深い碧眼を持つ奇怪なその剣士の正体は、女であった。
辻斬りの下手人として捕縛された彼女は、その身を新選組に置くこととなる。
盲目ながら、獣のように戦う腕利きの二刀流剣士であった彼女の手綱を握ったのは、新選組"鬼の副長"、土方歳三。
因縁の相手長州・土佐との戦い、失明の過去、ふざけた日常、恋の行方を辿る、彼等が生き抜いた軌跡の物語。
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『誠眼の彼女 挿話録』
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史実
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!碧眼の見つめる先、時代と男たちの生き様が、火の花を散らす。
幕末です。新撰組です。
綺羅星のような男たちの群像に、女の身を隠して剣を振るう仇花一輪、この時点でもう滾るモノがあります!
ヒロインの爽葉は、隊士仲間と無邪気な少年のように騒ぐ一面もありながら、人を斬って泰然自若とする怖い一面もあり、とても魅力的です。
土方歳三、沖田総士などの新撰組の面々はもとより、坂本龍馬、久坂玄瑞らの維新志士も人間性豊かに描かれ、女と知られていないはずの爽葉と悶えるような危うい(?)交流を持ったり持たなかったり!
中でも物語前半、壬生浪士組の筆頭局長、芹沢鴨の存在感が白眉です。
大きな器と、爽葉とも深い部分で理解し合う繊細さを持ちながら、破滅的な気性に抗えず進むしか…続きを読む