概要
なんか思ってたのと違う!
貧乏貴族出身のメルティナは、同盟国の王女であり、第一王子ルナンドの婚約者としてこの国に留学中のクリスの侍女である。
今宵はルナンドの成人を祝うパーティ。そこで正式にクリスとルナンドの婚約が発表されるはずだったが、彼は愛人をはべらせご満悦。しかも、ありもしない婚約者の罪を高らかにあげつらい、国外追放を言い渡そうとしている。
けれど残念なことに、ルナンドは気付いていない。自分を見つめる招待客たちの、冷めた眼差しに。
メルティナがこの場面にいあわせるのはこれで九度目。王子が婚約破棄を宣言するたびになぜか十三歳まで時が逆行し、何度も同じ時を歩んでいるのだ。
これはきっと、神さまが『道を正せ』と与えてくれたチャンスに違いない。
そう、メルティナの敬愛する魔族の王女、クリスを救うためのチャンス。
王子
今宵はルナンドの成人を祝うパーティ。そこで正式にクリスとルナンドの婚約が発表されるはずだったが、彼は愛人をはべらせご満悦。しかも、ありもしない婚約者の罪を高らかにあげつらい、国外追放を言い渡そうとしている。
けれど残念なことに、ルナンドは気付いていない。自分を見つめる招待客たちの、冷めた眼差しに。
メルティナがこの場面にいあわせるのはこれで九度目。王子が婚約破棄を宣言するたびになぜか十三歳まで時が逆行し、何度も同じ時を歩んでいるのだ。
これはきっと、神さまが『道を正せ』と与えてくれたチャンスに違いない。
そう、メルティナの敬愛する魔族の王女、クリスを救うためのチャンス。
王子
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