Idle-Idol-Doll(詞)

批判や非難、降り続く

古い価値観塗れてく

私の中の獣たち

暴れ苦しみ煮え滾る

「どうせ私は操られ

押され回され呑まれてく」

上を見上げて目を凝らす

世界を追われ溶けてゆく


皆と私、貴方と私

誰が悪いの何が悪いの

私は只の人形さ

役に立たない人形さ


Idle−Idol−Doll さぁ

力の抜けた 歌と踊りと

I dislike to say lies.ねぇ

そっとしといてくれないか


有象無象、が飛び交う

巧言令色美辞麗句

私の前に現れる

裏の表の真犯人

「どうせ私は何時でもね

使い捨てられ流される」

ツギハギの歌も感情も

ゆらり揺られて消えてゆく


皆と貴方、貴方と私

誰でも良いの何でも良いの

初々しいかなラヴデビュー

偏頭痛かな"愛憎さ"


Idle−Idol−Doll さぁ?

糸の千切れた 歌と踊りと

I dislike to say lies.ねぇ

もっと構ってくれないか


ねぇ 何処に行ったの貴方様?

私は迷える子羊です。

音を齧っても息を飲んでも

どうにもならずに塞がるの

ねぇ どんな気持ちで眺めてる?

私は悲しき修道女シスターです

現実リアルに敗れた サカサマ世界

どうにもならずに

痛がり傷つきそれでも転がるの


皆と貴方、皆と私

貴方が偉いの私が悪いの

私は終わった人形さ

役目の終わった人形さ


Idle−Idol−Doll さぁ

力の入らぬ 歌と踊りを

I dislike to say lies.ねぇ

そっと戻ってくれないか

Idle−Idol−Doll さぁ

怠惰曖昧な 歌と踊りを

I dislike to say lies.ねぇ

ずっと愛してくれないか

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Idle-Idol-Doll 富士蜜柑 @fujimikan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ