抜群の会話センスの前には、常識すら滅んで問題なし

主人公の「ステータス」が独立した人格と体を持って側にいるという異色の作品です。
しかもステータスちゃんのご機嫌ひとつで数値的なステータスは勝手にいじられる。これは、とんでもないことです。海すら割ることもあるのに、肝心なときにはALL1にされていたりとやりたい放題!
そして、「ウッソだろお前」「ホンマです貴様」に始まり、思わず笑ってしまうセンス抜群の会話の数々。
深く考えずに、気楽に読んで笑ってもらいたい小説です。
深く考えちゃいけません。くれぐれも。

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