凶器は狂気と踊る

ダンサーである『あいら』の歩道橋からの飛び降り自殺。運悪くその下を運転していた小学教員である『友梨』はそれを避けるためハンドルをきり歩道橋の柱に激突し死亡。
この事故を担当した刑事の『荘司』は刑事の勘ともいえる違和感をこの事故に感じとる。

荘司が聞き込み、身辺調査を進めていくうちに狂気がちらつき始め、そして真実を知ったときこの事故の本当の姿が見える。

ミステリーの中に巧妙に隠れたホラーが突然姿を現し、最後の一言まで恐怖を感じるこの感覚を是非とも体感してほしい。

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