登場人物紹介の時点で、もう面白い。第一話を読んで確信。これ絶対面白い!

 作品紹介の欄だけでも読んで欲しいです。そしたらきっと、先を読みたくなるはず!

 クセ強めな登場人物たちの遣り取りの面白さはもちろん、
 「非常階段へのドアの先」にある不思議な空間や、異世界へ通じる不思議な扉などの描写も美しく、ワクワクさせてくれます。

 また、現実世界に残され、藁にもすがる思いで探偵事務所のドアを叩いた依頼者達の抱える事情や心境。そういうものもしっかり描かれていて、よくある異世界ものとは一味も二味も違うかと思います。

 文章の独特なリズムも楽しく、あっという間に読めちゃう。どんどん先を読みたくなる中毒性あり。依頼者と転生者、調査の結果は? 登場人物たちの背景はさらに明されるの? そもそもこの不思議事務所ってなんなの? 早く、続きを! 次の話を!!!


 ただ、この物語を読むにあたっての忠告をひとつ。
 読んだ後にお腹が空くかもしれません。私は二話目でジャガイモを買いに走りました。

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