書き悩む君に読んで欲しい、きっと触れるから。

 書き手は、紙とペンと本人だけで出来ている訳じゃない。
 世界を構成する余白と本人の間にあるもの、それが本人に侵食したり、押し返したり、この物語りは手触りさえありそうなリアルを持って、しかし同時に時計の針が留まらないような淡々さで、そこ、を描きます。
 もしも書くことに悩むなら、悩みに耽溺する前に、ギリギリ手前でもいいから、この作品を読んでからもう一度考える、私はそうしようと思います。

 書く人に読んで欲しい作品です。

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