単なる異能バトル? ノンノン、異能×知力戦だ!!

いままで皆が思っていたであろう! どうして格闘漫画は常にトーナメントなのか⁉︎  相性とか主人公補正とかで、勝ち上がってくるその姿に本当にスッキリしたか⁉︎
格を落とさないように描かれた最強のライバルと、主人公は戦ったか⁉︎ 描かれたとしても、それは最終回か何かだと、読んでいるほうも皆知っている。

だからこそ、総当たり戦なのだ!

主人公が全戦全勝不敗のまま行くとも限らない。意外な人物が意外な相手に負けるかもしれない。むしろ、主人公が負けないのなら、それはもはやトーナメントでいいのだ。尤も本当にヤバそうな相手を、相性問題だけで片付けられてしまっても消化不良だろうが。

しかし、そうはいいながら多分ここまで読んだ我々は知っている。
クライマックスは、主人公——魚々島洋と、ヒロイン——畔蓮葉の戦いになると。


さあ、愉しもうじゃないか、異能の者どもの苛烈なバトルを!


水島新司のように、作者ですら制御不能なバトルが展開されることを、切に祈って!



……ところでいまさらなんですけどタイトルの読みは「ブイエス」でいいんですかね、それとも「バーサス」ですかね?

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