編集済
06 城主への応援コメント
平盛時……、タグにはあるけど知らない人だ……とググったら、 (;゚д゚)エエーッ!!!
時代的には有名な人なんだろうと思ってはいましたが、意表を突かれました!
確かに若殿があの人(の若い頃)で、そこから年代を計算すれば……ですが、まさかあの人とは。時代的には有名、どころじゃなかった(笑)
面白かったです!
作者からの返信
伊勢盛時って書いちゃうとバレバレなんで、敢えて本姓で書いてみました^^;
そんなわけで、旅僧さんの正体は、梟雄としては大先輩のあのお方でした(笑)
……まあ、結構な年齢で、じゃあ本拠地のあの辺から、若殿のいるあの辺まで旅行できるかと言われると微妙ですけど、そこは小説ということで^^;
ありがとうございました!
07 梟雄への応援コメント
拝読させていただきました。
面白かったです!
最初に意味深な単語を置いて行って伏線を張って、そして最後に開示するその流れがとても滑らかで、最後のびっくり箱をあけた中身から、歴史的事実を伴った様々なピースが出てきたようで、楽しませていただきました。
下調べと辻褄合わせは大変ですが、やっぱりこのピシッとはまった時の爽快感は、歴史ものならではですね。
そして何より、最後の継母との繋がりを示唆する会話、そして共に駆けるという行動、いずれも二人の暖かい関係性が感じられて、とても良かったです。
続く西の桶狭間が、より楽しみになりました。
ありがとうございました。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
こういう謎解き風味のお話を書いてみたのって、この話が初めてでした。
なので、いろいろと気を遣いまして……こじき若殿=毛利元就というのは、wikipediaでそういうあだ名があると知って、「これだ!」と思いつきました。
あまり知られていないからこそ、できるネタだと思いまして^^;
旅僧についても、正体を誰にするか結構悩んだりしました^^;
そうしたら、ぎりぎりで伊勢新九郎さんが生きていたので、ご老体に無理をしてもらいました(笑)
ラストシーン、継母との関係は、これは元就自身が書き残していて、「この人がいなければ、私は生きていられなかった」とか言ってますから、そこはクローズアップさせていただきました。
……そしてその辺が、「西の桶狭間」への伏線となっております^^;
こちらこそ、ありがとうございました。
05 懇望への応援コメント
若殿なりに熟考した末の策と交渉。
母と呼び、へりくだる事を覚えた成長。
それを上回る井上の老練と、おそらく若殿にとって想定外の未来図。
成長と未熟を単話で感じられる筋書き、とても楽しめました!
ありがとうございます。
作者からの返信
若殿としては、使えるものは何でも使おうという気持ちで「母」と言ったのかもしれません……今は。
さて、若殿なりに考えた策ではありますが、井上にとってはその策を採られると、かなり不都合^^;
どころか身の破滅でもあるので、井上としては、もう消すしかないか……と思い詰めてしまっているようです。
薬こと得られたものの、果たして若殿の運命は。
そして旅僧は……。
ありがとうございました。
02 旅僧への応援コメント
新田さん尊氏さんの御代からジャンプして参りました。
妙にリアリティのある貧窮生活が生々しい(^^;
だいぶやさぐれてしまったかと思いましたが、相性の悪いはずの継母を気遣い、獣がうろついている危険にわざと入り口で寝るという勇気と優しさが、その人となりを思わせ、この先の展開を期待させてくれます。
ここから先が楽しみです!
作者からの返信
この若殿は、たぶん城を盗られるまでは、何もせずのほほんと若殿でいればよい、あるいは兄が帰るまで、フツーに過ごしていれば良い、とか思っていたのでは。
ところがどっこいの大どんでん返しで、そこを権臣に乗じられるという、下剋上めいた展開になってしまいます。
元々、知恵も勇気も有るはずの若殿が、この苦い経験を経て、どう化けてしまうのか。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました!
07 梟雄への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
たんぴって、読み方もあるんだ……。
驚かされたました。
ネタバラシ回も秀逸で、魅入られました。
若殿が歩む先は屍山血河の陰謀渦巻く戦場。いまだ大内が強大といえ、尼子もいるし、西には大友、東にも名家がごろごろ。
早雲に、山陰山陽の未来が予測できないはずはないだろうし……、一宿一飯の礼か、それとも乗り越えられると見込んで背中を押したのか。色々と考えさせられました。面白かったです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
「たんぴ」すなわち「丹比」と書くパターンもあるとのことです。
でも「多治比」の方が「多治比猿掛城」と通じるから、「多治比」を採用しました^^;
しかし、せっかく多治比元就になったのに、兄上がアレな目に遭って、結局「毛利」元就となって、元就こそが毛利の名を世に知らしめるというのは、何とも歴史の皮肉というか何というか……。
ちなみに多治比元就さんが元服したばかりの頃は、一応、大内義興さんが頑張っていて、支配体制としてはアレでしたが(京に九州にと、周防にいない方が多い)、実は安定している方です。
問題はこの後、謀聖・尼子経久がヤンチャを始めちゃうところから、中国地方が混迷と混乱の渦に巻き込まれちゃうってところですね……(笑)
まあ、こればっかりは、さすがの早雲にも予測がつかないというか、そこまで知るかといったところでしょうか^^;
謎→ネタばらし という流れを始めてやってみたお話なので、そのあたりにお褒めをいただき、嬉しい限りです。
ありがとうございました。
06 城主への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
アンタだったんかーい∑(゚Д゚)
〝小太郎〟連れてる盛時さんって、以前四谷軒様が名をあげられた、斎藤道三より更に格上になってるじゃないか。
なぜお腹を空かせていたんだ……。意外にうっかりか?▽?
たいへん驚きました。井上さんは、運が悪かったかな。面白かったです。
作者からの返信
おはようございます。
はい、あの人です(笑)
この国の戦国を代表するあの人……息子さんとお孫さんは書いたことあるので、じーちゃん自身も書いておきたいなぁ、という野望を抱いていたのです^^;
まあ、じーちゃんは結構ヤンチャなところがありますし、若い頃は京で食うや食わずやの生活していたから、息子さんが止めるのも聞かずに「家出」してきたんじゃないでしょうか(笑)
井上さん……城盗りでイキってたら、とんでもない人が来ちゃいました。
城どころか国盗りの名人がやって来て、しかもあの「若殿」の味方をするとか……書いてて可哀想になりました^^;
ありがとうございました。
04 継母への応援コメント
こんにちは、四谷軒様。御作を読みました。
ああ、仏心で狐を見逃したのが、こう繋がるのか。
誰を味方につけ、誰を敵にするのか。井上一族が殊更、悪でなかったとしても……生きるために喰らうしかない獲物、となってしまうのかな?
若殿と継母、思った以上に家族で情に結ばれていたのが驚きました。面白かったです。
作者からの返信
狐サバイブは、自分のサバイブになるわけではない……という感じですね、皮肉なことです。
井上さんは井上さんで、狡猾なところがあってそうしているわけですが、自分なりに下剋上をしている、という気持ちなんでしょう。
ただ問題は……その下剋上の相手が相手だったという……。
若殿は、かーちゃんのことをえらく尊敬していて、後々、息子たちに「この人がいなければ自分はいなかった」と書状を残しているくらいですから、実際は少年時代から孝行していたと思います^^;
ありがとうございました。
03 朝日への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
若殿、お坊さんとの会話を通して視野が広がり、更に情緒も育っている気がします。
敢えて狐を見逃したのに、まさかの事態が待ち受けているなんて。次回が楽しみです。面白かったです。
作者からの返信
御曹司から一挙に貧窮状態に。
そのため、誰も信じられないという心理状態で、とげとげしい感じだったんでしょうね、若殿。
史実でも、このお坊さん登場で心が救われたみたいな文書を残しておりますので、よっぽどな状態だったかと思います。
あと、実は、史実の若殿は、飼っていた兎か鶏を食べられたとして、狐を狩っていたりします(喧嘩両成敗とか言って)^^;
そのあたりの故事にちなんでみました(笑)
ありがとうございました。
編集済
02 旅僧への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。そうか、お餅はお坊さんにあげたのか。
……いったい誰でしょう、彼。JK(仮名)は流石に年代が合わないだろうし、張良はやめてさしあげろ(秘伝書捏造)だし。彼の正体に興味深々です。昔話にも似た語り口が絶妙で面白かったです。
作者からの返信
没の案としては、斎藤道三(還俗前)とか考えていました^^;
「国盗り? 面白いじゃねぇか」と人の悪い笑顔を浮かべて(笑)
でもJK(仮称)さんと同様に(?)、年代が合わないんですよね……道三と若殿って同世代だし^^;
張良さんのアレは、黄石公の靴拾いチャレンジをやらされるのでは(笑)
昔話風は、敢えてです。
ちょっと「藪の中」とかそういう雰囲気にしてみたかったのです^^;
ありがとうございました。
01 若殿への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
むむむ。毛利さんは、ご先祖の大江広元並みに人間味のない(酷)イメージだったのですが、そうでもないのか。
想像もしなかった導入に驚きました。
引き付けられますね! 面白かったです。
作者からの返信
大江さんは大江さんで、アレは人間やめてるから……(笑)
毛利さんは毛利さんで、この人ダークサイドに堕ちているような気がしますよね、人生の終盤の神がかっているあたりが特に^^;
……で、この毛利さんのビギンズナイトはどうだったの、というのが執筆のきっかけです。
そしたら、何かもう最初からクライマックスだったという……(笑)
ありがとうございました。
次作予告への応援コメント
予告版、楽しみがますます増してきました。
しかし、毛利家の話しがこんなに面白いとは、意外でした。まだまだ、奥が深そうです。発掘された作者の腕に今後の傑作を期待します。
作者からの返信
このお話、実は「西の桶狭間」の中で(プロローグとかで)描こうと思っていたんですけど、ちょっとそうすると謎解き風味という趣向が消えちゃうんで、分けたのです。
そのため、予告という手段を採らせていただきました。
最初は、河越夜戦を書いたので、次は厳島の戦いでも書くか、という安易な思いつきだったんですけどね(笑)
それと、コメント付きレビュー、ありがとうございます!
こじき若殿(元就)はホントに継母のことを大事にしていて、「この人がいなければ……」と書き残しているくらいなので、若殿と継母の繋がりに触れていただいて、とても嬉しいです!
謎解きについても触れていただいて、ありがとうございます。ここだけの話、実はタグをよく見ると分かるという仕掛けもあったりします^^;
それでは、ありがとうございました!
07 梟雄への応援コメント
遂に謎解き編ですね。思わず、毛利元就をウィキで検索して生い立ちを読んでしまいました。そんな生い立ちだったとは。これを物語に仕立てた作者の腕はすごいですね。しかも、それと分からぬ風に謎解きのように進める手法はなかなか読者の興味を引き付ける非凡な才能です。
しかも、それに北条早雲を絡めるとは、もう脱帽です。この取材力・構成力、見事としか言いようがありません。勉強になりました。
作者からの返信
むかし、大河ドラマ「毛利元就」を観たことがあって、その時のことが記憶に残っておりました。
で、改めて元就の生涯を調べてみると、過酷な少年時代を送っていることが分かり……その時ふと思いついたのです^^;
これで「こじき若殿」という主人公にして描けば、謎解き風味のお話が書ける、と。
あと、旅僧については斎藤道三(若い頃はお坊さんでした)も考えたんですが、道三は元就と同世代なんで、ちょっと人生を説くとかされても説得力が弱い(笑)
そこで、そういえば北条早雲も出家してたよなぁ、と思い出した次第です^^;
お褒めいただき、恐縮です。
ありがとうございました。
07 梟雄への応援コメント
やはり順を追って読んでいたなら
(毛利元就の初陣からスタートしたので)
もっと理解が深まっただろうなぁ
と、少し後悔しつつ。
でも、どこから入っていったとしても
ストーリーが面白いし
登場人物たちの魅力が
それぞれに引き立ち
そこに生まれる人間ドラマは
心にズシリとした重みがあります。
また、順を追って読み直したくなりました。
作者からの返信
何というか、私も毛利元就という男を理解するために書いたような作品です。
ここから「西の桶狭間」の執筆に向かいましたので、どこから読んでもいいようにしなかったことは、ちょっと残念に思っております^^;
しかしそれでも、作品をお楽しみいただけたようで、作者としてこれほど嬉しいことはありません。
ありがとうございました!
06 城主への応援コメント
四谷軒さま
継母さまが餅を若様に押しつけたとき、心のうちでそんなお気持ちがあったとは。
自らの抑止力を見抜き、血のつながらない若様に疎まれつつそばにいることを選んだ、その想いに心震えます。
作者からの返信
継室……史上「杉大方」として知られる彼女は、若殿……毛利元就が、「杉大方がいたおかげで、少年時代を無事過ごすことができた」と書状に書き残しているほど、素晴らしい女性として伝えられています。
元就は終生、杉大方の恩、というか気持ちを忘れず、「母」として最期まで面倒を見たと伝えられています。
……こういうのを見ると、彼女について(彼女が裏の主人公なので^^;)書きたくなってしまい、書いてしまったのです。
三本の矢のエピソードで、「家族」の結束を大事にしたとされる名将・毛利元就。
彼をそこまで大成させたのは、杉大方のおかげなのでしょう。
そして「名将」の先輩・師として、旅僧=北条早雲に御出馬願いました。
やはり国盗りの梟雄としての「導き」が有った方が、リアリティがあると思いまして……。
そのあたりにも文字付きレビューで触れていただいて、本当にありがたいです。
ありがとうございました。
07 梟雄への応援コメント
前日譚・外伝企画にご参加くださり、ありがとうございます。
歴史には詳しくないですが、面白く読めました。
文章も、歴史小説らしい古風な文体ですけれど、微細な感情表現が上手くて、すらすら読むことができました。
冒頭から惹きこまれました。
主人公は城を乗っ取られて、こじき生活の絶望からの、旅僧を助けたことへの転機。
でもこの旅僧はみすぼらしいし、助けたところで……と思ったら、まさかまさかの展開が!
若殿には物を差し出すわけでなく、口を差し出すあたりには、お坊さんらしいと思いました。
信心して、気持ちが上向きになる過程もよかったです。
仲よくなかった若殿と継母が、なんだかんだでお互いに思いやってる気持ちに感動しました。
井上の絶妙な立場が面白いです。城の乗っ取りって、こういう心理戦があるのですね。
若殿を討たずに放逐した理由とか、なるほどと感嘆いたしました。
素晴らしいお話をありがとうございました。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
歴史ものは、ちょっと御企画と趣旨がちがうかもしれないなと思っていたところを、こうして受け入れていただいて、誠に恐縮です。
この作品、毛利元就という武将の若き日の、伝えられるところをベースに書いたものです。
どん底にいたところを、旅のお坊さんに、朝日に念仏十遍を教えられ、継母に支えられ、必死に生きて来た……と、元就自身が書いて伝えているのです。
じゃあそのお坊さんと具体的にどういうやり取りをしたのか、そして城を乗っ取った井上は何を考えていたのか……というところを、私なりに無い知恵しぼって考えた次第です。
そのあたりをご評価いただけたようで、何よりです。
ありがとうございました。
編集済
次作予告への応援コメント
なんと最後はうちの地元のお話になりましたか。(笑)
続きを楽しみにしています。
…だけどこれは困った。
実はちょうど山中鹿之助(鹿介)を主人公にした小説を書こうか、と思っていたところでした。高橋久光の子(孫か?)、興光が毛利の謀略で討たれるところとか入れて…。
でもおそらくこちらは、毛利の中国での覇権が確立した後からが本編になるでしょうから、そこまでかぶってはこないですかね。
と言いながら、まだ全然書いていないので、これから頑張ってストーリーを考えます。
作者からの返信
やはりそちらが地元でしたか(笑)
近況ノートとかを拝見して、そうではないかと思ってました。
山中さんが主人公? ぜひ見てみたいです!
私とかぶるとか、別に気にしないでいただければ幸いです。
……いやまあ、だからといって、プレッシャーを与えるわけではないですが^^;
高橋家は、おそらく元就の長女を弑しているので(人質になっていました)、恨み百倍で族滅させられたと思います。単に邪魔であり、かつ、領土欲もあったでしょうが。
あ、あと私が書いているのは、有田中井手の戦いなので、ホントにかぶっていないです。今後は頑張って、吉田郡山、厳島のあたりが書ければいいなぁなんて、思っているだけの「絵に描いた餅」状態です(笑)
それにしたところで、やっぱりかぶりませんね^^;
それでは、ストーリー構想の方、頑張って下さい。
ありがとうございました。
07 梟雄への応援コメント
毛利元就の話でしたか!
私は広島在住ですが、地元の英雄についてほとんど何も知らず、恥ずかしい限りですが、元就の人間性がかいま見れたようで、何だか嬉しくなりました。
継母との関係もいいですね。
歴史について関心の深まる作品でした。
作者からの返信
割と知られていないのですが、毛利元就の前半生はかなりキツイものでして、そこをクローズアップしようというのが、拙作の狙いです。
私も大河ドラマを見るまでは全然知らなかったので、あまり人のことは言えません^^;
城を乗っ取られたという経験が、のちの知将としての飛躍をうながし、また、継母に支えられたという経験が、家族を大事にする男として成長させたのではないかと思います。
毛利元就というと、どうしても厳島の戦いとか三本の矢とかが着目されますが、そうでないところもある……という感歎が、執筆のきっかけです。
広島の方に、「嬉しくなりました」とコメントをいただけると、私も嬉しくなります。
ありがとうございました。
02 旅僧への応援コメント
こんにちは。自主企画から読みに来ました。
餅一つ食べるのにも枯れ枝を集めるなど「なるほどなあ」と思いました。古い時代を舞台にした作品を我々現代人が書くと意外と省略しがちだな、と……。
若殿が善い人過ぎず、心理描写もリアルでいいなと思いました。
作者からの返信
ありがとうございます。
たぶん竪穴式住居みたいな場所に住んでいたみたいなんで、そうするとカマドとか無いよなぁ……というところから、枯れ枝でした^^;
若殿、育ちは悪くないんですが、いかんせん、城を盗られたというトラウマが尾を引いています。なのでもう、完全な善人ではいられないって感じです。
まあ普通に考えて、ぼろぼろの僧衣の老人とか、ちょっと敬遠したくなっちゃうのは、仕方ないと言えば仕方ないと思いますが^^;
ありがとうございました。
07 梟雄への応援コメント
完結お疲れ様です。
なるほど。こじき若殿は、後の毛利元就でしたか。
そして旅の僧は、なんとあのお方だったとは!
こういう展開、いいですよね。
素敵なお話を、ありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます。
お星さまもありがとうございました!
wikipediaで見ると、毛利元就のあだ名として「こじき若殿」が記載されていたのが、このお話を書くきっかけでした。それにしてもひどいあだ名を後世に残しているなぁと思ったものですが^^;
旅の僧の正体は、いろいろと考えたのですが、年齢とか、ああいうことやってもおかしくない異能異才の持ち主は、やはりあのお方しかいないと思い、御出馬願いました(笑)
互いに戦国を彩る人物同士の出会い、そしてこういう展開、一度書いてみたかったのです。
こちらこそ、お読みいただき、ありがとうございました!
07 梟雄への応援コメント
歴史に疎いのですが、興味を引かれ、また流暢な文章も好きだったので読み始めました。面白かったです。
最後は歴史に詳しくないため、頑張って理解しました(汗) 実際、このように地位を奪われたり、逆に成り上がったりはあったのでしょうね。
継母が初めから実家を頼れば良かったのにとも思いましたが、結局、若殿に世を渡る知恵やら行動力やらが備わってなければ、そうしてもすぐに道は絶たれたんでしょうね。現代にも通じるような。
ラストの爽やかなシーンもいいですね!
親子には、血の繋がりだけでない絆もあると思いました。
作者からの返信
恐縮です。
この作品は「若殿と旅僧は誰なのか? 名前は?」というのが仕掛け(と言えるのかどうか怪しいですが)となっておりますので、説明不足なところが否めません。というか、説明が少ないので、分かりづらかったと思います。反省しきりです。
そこを読んでいただき、また、ご理解いただいて、まことに汗顔の至りです。
応仁の乱のあたりから、(乱で戦うため)守護大名が京都に常駐し、その大名の領地を任された家来が自立する……という傾向が見えてきます。歴史の教科書で見られる下剋上です。
また、下剋上とまではいかなくても、有力家臣が主君の妻子を放っておいて、自ら領地を支配することはあったと思います。拙作ではそのあたりをベースにいたしました。
継母=杉大方は、史実においても、若殿のそばから離れず、養育に励んだそうです。再婚の話もあったみたいですけど、それは断っていたみたいです。
おっしゃるとおり、継母は、元服前の若殿を実家に連れて行ったとしても、若殿のこれからにとって良くない、と感じていたと思います。実は、継母の実家=高橋家は、のちに毛利家を支配下にしようとします。継母はそのあたりを警戒したのでは、と思います。
ラストは、新年度が始まる4月に投稿したので、読む方にエールをと思い、爽やかさを意識いたしました。なので「いいですね!」と言っていただけると、大変嬉しいです!
若殿=毛利元就は、息子たちに、継母に頼って生きてきたと書き残しています。継母=杉大方も、死ぬまで元就から離れなかったようです。
戦国という時代において、こういう繋がりが苦難を乗り越えてきたのかという感嘆が、執筆のきっかけでした。
その感嘆を、お感じいただけたようで何よりです。
ありがとうございました。
編集済
次作予告への応援コメント
うわぁ(≧∀≦)✨
いつもながら、鮮やかなお手並み。
とても楽しく拝読いたしました。
「継室どの」と呼び、媼のように見えていた継母が「母上」に変わり、ラストでは共に馬を駆る。
若殿の成長ぶりが窺える、爽やかなエンディングが素敵です。
杉大方が良いですね。
格好良い女性を描くの、上手いです💕
そして、深い愛を感じました。
彼女が祈っていたのは、きっと最初から…… 。
くっ、毛利か!となりましたが(笑)本当に素晴らしい物語をありがとうございました。
次回作、(例え毛利だとしても!)楽しみにしています〜。
作者からの返信
恐縮でございます。お星さまもありがとうございます!
毛利の話で申し訳ないm(__)m
この頃はまだ長州でなく芸州だから許してください^^;
継母……まあ、貧窮な生活を送れば、誰だって体が酷い状態になってしまいますからね。ましてや、杉大方は安芸・石見随一の豪族の出身なんで、この生活は堪えたのだろうと思います。
で、おっしゃるとおり、杉大方は、多治比元就に対する愛情から、彼のそばにいることを選択しております。おそらく、亡夫への想いが根っ子にあるんではないでしょうか。
大河ドラマでは、松坂慶子さんの好演が光るキャラなんで、そこは格好良くなるよう、努めさせていただきました^^;
ラストシーンは、この季節なんで、新たな生活や職場で不安がある方にエールを送る感じにしたかったので、あんな感じにしました。希代の名将も、酷い感じの青春だったけど、乗り越えてきたんだよ……と。
よく考えたら、徳川家康と同じくらい酷い状況の中、十代を過ごしているんですよね。その後の人生の軌跡も、家康と同じ感じですし^^;
次回作、鋭意進行中です(笑)
私も年度が替わって(仕事は変わりませんでしたが)、結構キツいんで……。
おそらく毛利です。ごめんなさい^^;
ありがとうございました!
次作予告への応援コメント
次作も期待しております。
個人には、いつか四谷軒さんには上杉謙信を書いていただきたいなと希望しております。
「天と地と」「武神の階」以外で彼の武将を真正面から取り上げた作品を読んだことがないので。
勝手な期待を押し付けてすみません。
作者からの返信
恐縮です。
そして、お星さまもありがとうございます。
また、ご期待、ありがたいことと思います。
「武神の階」、初めて知りました。津本陽先生って「下天は夢か」のイメージが強かったので、上杉謙信も描いておられたとは。
で、上杉謙信……「河越夜戦」や「朝の信濃……」を書く上で、いろいろと、考えたこともありました。女の子説とか^^;
ある意味、北条家を語る上で、避けては通れない人物ですし。
そこで考えたモヤモヤが、形になったら書くと思います。
ありがとうございました!
07 梟雄への応援コメント
素晴らしいの一言です。
早雲がこじき若殿と出会うための理由付けも見事でした。
作者からの返信
単純に高徳の僧侶が来て……だと、ちょっと物足りないなぁというのが動機でした。
毛利元就本人が「良いお坊さんが来て、念仏を教えてもらった。ありがたい」という趣旨のことを言ってますが、ここは何かやったろうというのが、この物語を書くきっかけなのです。
前述の斎藤道三パパとか考えたのですが、おっしゃるとおり、「出会うための理由」が思いつかないということと、説明が煩雑になるので泣く泣く却下しました^^;
……で、改めて、早雲で考えてみると、うまいこと毛利荘という土地とのリンクが。別作で北条家について調べといて良かった……と胸をなでおろした次第です(笑)
ありがとうございました。
編集済
編集済
07 梟雄への応援コメント
新九郎……胸がざわつくと思ったら、懐かしいあの御方ではございませぬか!いやはや、最後の最後で貴殿の代表作(現在のところ)に繋がるとは。(^_-)-☆
そして、多治比こと毛利元就が、ぬぼうっと巨人の全貌を見せ始める。
なんともお見事などんでん返し。のどかとも言えそうな冒頭からは想像もつかない展開に唖然としました。すごい才能! の一言です。👏
作者からの返信
本文付きレビュー、ありがとうございます。
面映ゆい限りです。
「rising sun」……朝日に念仏が、毛利元就を生涯支えつづけた習慣だったので、採用させていただきました。
新九郎……相模の毛利荘(大学の頃、このあたりに通っていたので^^;)と、京をつなげる人物は、やはり北条早雲しかいないよな、と御出馬願ったわけです(笑)
最初は、元就の初陣でもやろうかな、と思って調べていたら、この題名があだ名だということを知り、こういう話を書いたら面白かろうと思ったのがきっかけです。
今だから言いますが、題名で検索されたらバレてしまうので冷や冷やしていましたが、ここまで来られて、ホッとしている次第です。
いろいろと恐縮です。
ありがとうございました!
編集済
06 城主への応援コメント
一気に核心に迫って来ましたね。
張り巡らされた伏線がバタバタと閉じられ、点が線につながって来ました。
それにしても、悟りを得たような旅僧にもさような過去があったとは……。
しかも、備中の平って、あの平?($・・)/~~~
どのような結に至るのか、今後の展開が楽しみです。
作者からの返信
次回で本編が終わりますので、段々と……という感じです^^;
旅僧さんの正体は、井上さんを「笑止」と言えちゃう人なんです。井上と対峙する展開も考えてたんですけど、お蔵入りになっちゃいました。
姓については、たとえば徳川家康だったら、源家康となる……そういう意味で使っています。
そういう風に伝えられているので^^;
ありがとうございました。
05 懇望への応援コメント
展開に、納得しました。とても読みやすく面白かったです。
作者からの返信
展開については、実はこのお話の時代設定は、「応仁の乱」の後、「明応の政変」や「両細川の乱」というさらなる戦乱の時代という設定です。
つまり、朝倉家を始めとした、京ではなく領国に根拠を置く勢力が増えていく時代です。
で、こういう小規模の下剋上や、あるいはネコババ的な行動もあったんじゃないかな……と考えたわけです。
ご納得いただけたようで、何よりです。
リーダビリティについては、一話あたりの字数や台詞の行間とか、そろそろwebというかカクヨムで、どういう形が読みやすいのかが、何となくつかめてきたような気がします。それと既存の、紙の本の形式と、どう折り合いをつけていくのか、というのを模索しておりまして、そう言っていただける嬉しいです。
ありがとうございました。
04 継母への応援コメント
結果がわかっていてなぜ乗っ取ったのか、いいところで次回ですね。(@^^)/~~~
それにしても、たんぴの城とは不思議なネーミングですね。
全体に伏線が仕掛けられているので、謎解きが楽しみです。
作者からの返信
実際、微妙な状況です。よくある日本史の教科書に載っている、守護は京、守護代は領国という状況で、守護代が領国をものにする、というパターンは、そのまま守護VS守護代となるからいいのですが、拙作の奸臣・井上の場合は、主君(若殿の兄)に叛いたわけではありません。
少し史学的な話をすると、国人領主の場合、同じ国人の中で代表を務めるだけ、という場合があるので、「家臣」の国人としては、下剋上には至らなくとも、隙あらばネコババして既成事実と化そうということは、有ったかもしれません。
「たんぴ」は、モデルとなった城がそう伝えられているのです。漢字で書くとちがうので、誤伝ではないかと言われていますが、なんか趣があるので採用しました^^;
この物語、今回で折り返し地点に来ているので、後半をお楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
編集済
02 旅僧への応援コメント
たったひとつしかない餅を旅の僧に喜捨する。
なかなか出来ることではないので、今後の展開が期待されます。
というと、見返りを待っているようで、読者として気が退けますが……。
各地の民話にも同様な話が残っていますね。
僧は弘法大師だったという例もいくつか聞きます。
貴作の僧はいったい何者でしょうか。
作者からの返信
若殿は、自分が不幸なので、自分より不幸な相手を見逃せないのです。
見返りは、いやこんな酷い格好の僧からは無理だろ……と若殿は思っておりますので^^;
旅僧は……いくつかこのあたりで僧籍かつ老境に入る人物をチョイスしていますが……果たして誰になるかは、これからです(笑)
ありがとうございました。
編集済
01 若殿への応援コメント
ついに沈黙を破って再開されましたね、ご執筆。\(^o^)/
今度はまったくのフィクションでしょうか、それとも史実に基づく作品?
どちらにしても、物語への期待が高まる最高の出だし、さすがです。👏
順調なスタート、おめでとうございます。
一読者として毎朝を楽しみにしています。
作者からの返信
心機一転したかったので、このタイミングにしました^^;
今回は固有名詞をなるべく排して書きました。徐々に出てきますが。
ある意味、御伽話みたいな雰囲気を描きたかったので。
ただ、ヒントというか、調べれば解っちゃいますが(笑)
大体、一週間くらい連載する予定です。
よろしければお付き合いくださいませ。
ありがとうございました。
07 梟雄への応援コメント
なるほど、「たんぴ」は多治比でしたか!
言われてみれば……ですねえ(笑)
謀神・毛利元就にこんな少年時代があったとは知りませんでした。
継母・杉大方との関係の変化もほろりとさせられました。
楽しかったです!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
「たんぴ」には諸説あります。
多治比だったり、丹比だったり(笑)
まあ、こういう「ゆらぎ」を見ると、どうしても遊びたくなる、しょうがない作者です^^;
中国の覇者、毛利元就。
三矢の教えとか、厳島とか、彼は大成後のエピソードが有名です。
でも、その少年時代はどうだったかというと、かなり厳しいものでした。
元々マイナーな戦国武将なので、その少年期となると、さらに知られていないだろうと思い、筆を執りました。
かなりヘビーな状況でしたが、史実の元就は、継母と支え合って、生き抜いたそうです。
そのあたりが、彼の家族を大事にする姿勢を形成したかもしれません^^;
ありがとうございました!