応援コメント

04 継母」への応援コメント

  •  こんにちは、四谷軒様。御作を読みました。
     ああ、仏心で狐を見逃したのが、こう繋がるのか。
     誰を味方につけ、誰を敵にするのか。井上一族が殊更、悪でなかったとしても……生きるために喰らうしかない獲物、となってしまうのかな?
     若殿と継母、思った以上に家族で情に結ばれていたのが驚きました。面白かったです。

    作者からの返信

    狐サバイブは、自分のサバイブになるわけではない……という感じですね、皮肉なことです。
    井上さんは井上さんで、狡猾なところがあってそうしているわけですが、自分なりに下剋上をしている、という気持ちなんでしょう。
    ただ問題は……その下剋上の相手が相手だったという……。

    若殿は、かーちゃんのことをえらく尊敬していて、後々、息子たちに「この人がいなければ自分はいなかった」と書状を残しているくらいですから、実際は少年時代から孝行していたと思います^^;

    ありがとうございました。

  • 若殿の脳裏にはどんなことがひらめいたのか、そして謎の御坊の正体は、都の兄上は一体何をしているのか?

    様々な謎を含んで次回を楽しみにしています。

    作者からの返信

    若殿は、現状持てる手段でできる「一手」を思いつきます。
    その「一手」で井上がどう出るかは分かりませんが……。
    そして、果たして旅僧や兄の正体と行動の謎はどういうことなのか――。

    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • 四谷軒さま
    旅僧さまのお言葉がしみいります……!
    気持ちが晴れ晴れとしていたところにこの展開。面白いです!

    作者からの返信

    旅僧の「正体」がこのあたりで定まって来て、そこから考えると、これぐらいのことを言いそうだな、と思ったのです^^;

    そして……慣れない貧乏生活、継室はそれなりの大名出身なので、彼女にとって無理が過ぎたのでしょう……。

    ありがとうございました。

  • 継母。なんだか、二人、愛し合っているような。すごくいい関係ですよね。

    薬を取りに行くと、誇りを忘れるな。
    素敵でした。

    作者からの返信

    恐縮です。

    この二人は反目し合っても、共に生きる仲間という潜在的な意識があります。

    若殿はなんだかんだいって、継母にすがって生きてきたのです。
    認識はまだしていない……少なくとも、口には出していませんが。

    継母としては、亡父への気持ちが昇華して、若殿へ向いているのでしょう。

    ありがとうございました。

  • 結果がわかっていてなぜ乗っ取ったのか、いいところで次回ですね。(@^^)/~~~
    それにしても、たんぴの城とは不思議なネーミングですね。
    全体に伏線が仕掛けられているので、謎解きが楽しみです。

    作者からの返信

    実際、微妙な状況です。よくある日本史の教科書に載っている、守護は京、守護代は領国という状況で、守護代が領国をものにする、というパターンは、そのまま守護VS守護代となるからいいのですが、拙作の奸臣・井上の場合は、主君(若殿の兄)に叛いたわけではありません。
    少し史学的な話をすると、国人領主の場合、同じ国人の中で代表を務めるだけ、という場合があるので、「家臣」の国人としては、下剋上には至らなくとも、隙あらばネコババして既成事実と化そうということは、有ったかもしれません。

    「たんぴ」は、モデルとなった城がそう伝えられているのです。漢字で書くとちがうので、誤伝ではないかと言われていますが、なんか趣があるので採用しました^^;

    この物語、今回で折り返し地点に来ているので、後半をお楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。