応援コメント

05 懇望」への応援コメント

  • 若殿なりに熟考した末の策と交渉。
    母と呼び、へりくだる事を覚えた成長。
    それを上回る井上の老練と、おそらく若殿にとって想定外の未来図。
    成長と未熟を単話で感じられる筋書き、とても楽しめました!
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    若殿としては、使えるものは何でも使おうという気持ちで「母」と言ったのかもしれません……今は。

    さて、若殿なりに考えた策ではありますが、井上にとってはその策を採られると、かなり不都合^^;
    どころか身の破滅でもあるので、井上としては、もう消すしかないか……と思い詰めてしまっているようです。
    薬こと得られたものの、果たして若殿の運命は。
    そして旅僧は……。

    ありがとうございました。

  •  何でしょう。一度争いごとに首を突っ込むと、いつまで経っても平穏ではいられないということなんですかね。
     やっぱりお侍さんは大変ですねぇ。

    作者からの返信

    返信遅れてすみません。
    この時代はもう、隙あらば……の世界なんで、いろいろと大変です^^;
    こじき若殿、まだ少年に過ぎないのに城を奪われるとか、尋常じゃない状況です……。

    ありがとうございました。

  •  こんにちは、御作を読みました。
     無事薬をゲットだぜ!

     うん、まあ、ここで若殿を殺すなり、城を書面に残して奪うなりすれば……、井上一族は、他所に自分を討つ大義名分を与えることになりますものね。
     上手い交渉だなあ、と改めて感じました。面白かったです。

    作者からの返信

    どうにか薬を貰えました^^;

    井上さんは、若殿を始末してしまえば、城を確実に盗れるのに、何でそれをしないの? ……というのが疑問でした。
    で、それを自分なりに考えた理由がこれです。
    まあ実際は、若殿が幼少のみぎりから、その才能の片鱗を見せつけていた、というのもあるでしょうが……(笑)

    ありがとうございました。

  • 段々と筋書きが読めてきました。兄弟でも疑心暗鬼になってしまう状況が悲しく、でも、弟に対してそんな思いを抱いてしまう兄も兄で情けない思いになります。そんな悪心につけ込まれる隙を作った兄弟自身に根っこの原因はあるんでしょう。

    作者からの返信

    モデルとなった兄弟は、実はそんなに仲が悪いわけではなかったんですけどね^^;
    でも、通信が手紙しかないこの時代、よほど信頼が置けないと、疑ったらそれまでかな、と思います。
    どちらにしろ、そういう状況につけこんだ井上が悪いわけなんですけど、兄弟の人間としての弱さがもろに出てしまった観はあります。

    ありがとうございました。

  • さすが若殿ですね。
    城を乗っ取らた経緯もよく分かりましたし
    井上から望みの薬も手に入れた。
    憎き井上の心を上手く掻き乱して。
    これからの展開が楽しみです。
    面白くなってきました!

    作者からの返信

    旅僧に解決してもらうというルートも考えたのですが、ここで若殿が自分で解決しないと、今後も井上と対峙できないと思い、こんな形にしました^^;
    何といっても、若殿の将来はあの人なんで、ここは自己解決しないと、という気持ちもあります(笑)

    ありがとうございました。

  • なるほど、それで兄は……井上はと納得しました。そして縦横家、ひとつかしこくなりました。面白くてためになります!

    作者からの返信

    さっさと若殿を殺してしまえば下剋上完了なのに、何でそうしなかったのか、というのが疑問だったのです。
    そのあたりを考えてみて、この話のネタを掴んだ、という次第です^^;
    お楽しみいただけたようで、そしてためになったようで、何よりです!

    ありがとうございました。

  • 展開に、納得しました。とても読みやすく面白かったです。

    作者からの返信

    展開については、実はこのお話の時代設定は、「応仁の乱」の後、「明応の政変」や「両細川の乱」というさらなる戦乱の時代という設定です。
    つまり、朝倉家を始めとした、京ではなく領国に根拠を置く勢力が増えていく時代です。
    で、こういう小規模の下剋上や、あるいはネコババ的な行動もあったんじゃないかな……と考えたわけです。
    ご納得いただけたようで、何よりです。

    リーダビリティについては、一話あたりの字数や台詞の行間とか、そろそろwebというかカクヨムで、どういう形が読みやすいのかが、何となくつかめてきたような気がします。それと既存の、紙の本の形式と、どう折り合いをつけていくのか、というのを模索しておりまして、そう言っていただける嬉しいです。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    なるほど、そういうことでしたか。
    兄、弟、井上……三者三様の心が面白く、優れた読み物になっていますね。
    とりわけ入洛中の兄の本心や如何に? 次回が楽しみです。

    作者からの返信

    恐縮です^^;

    井上の城盗り……実際、こんなことをやって、後々大丈夫なのか? ……というのが、今回の話を書くきっかけでした。
    それで自分なりに「真相」を考えたのです^^;

    ありがとうございました。