付録
シィヤピィェン(Wikipediaより抜粋)
シィヤピィェン(Siuyarpiein、シウヤルピエン、サャピィェン、サャペンとも)とは、クトゥルフ神話作品に登場する架空の生物。初出は『SOS房総半島』である。
太古の地球に飛来した宇宙生物「古のもの」達によって合成された毛むくじゃらの軟体生物。
同時期に合成された生物の中では力が強く肉体労働に使役されていたが、より汎用的かつ優秀な能力を持つショゴスが合成されたためその役目を終える。
食用にも向かないため多くは殺処分されたが、とくに厳重に管理されていたわけでもなく、そのまま生き延びたものもいる。生き残ったものについては環太平洋地域を中心に目撃例がある。
また、クトゥルフとの戦争に駆り出されたものもいる模様。ただし、温厚な性格であり、害意を持ちにくいため戦いには不向きであった。
特定の鉱物を好物としており、地中で食事していることが多いという。
微弱ながらテレパシーを有しており、知能が低いながらもコミュニケーションが可能である。記憶力が極めて高く、記憶そのものを遺伝するため、現在の生き残りも「古のもの」の記憶を有してるという。それを目当てに接触を計ろうとする研究者もいるが、長時間テレパシーを受信すると精神を侵され、シィヤピィェンと同レベルまで知能が退行してしまう。
その危険性に対して研究成果が芳しくないことから「無用の災い」と呼ばれることがある。
SOS房総半島 ―神話生物シィヤピィェン登場― ニャルさま @nyar-sama
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