八月の湿度

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概要

そして、その日。私達は八月の湿度を共有した。
喜怒哀楽の"喜楽"だけをくり抜いたように、大抵の場合微笑を浮かべているのが印象的だった。
その「先輩」がこぼした哀愁と焦燥感を垣間見たとき、「私」の中に潜むどうしようもない程の探求心と好奇心は刺激されたのでした。
正体を暴きたい「私」と「先輩」の、ある夏の日の一幕

※2019.05『COMITIA128』で頒布した作品のweb再録です
  • 完結済 全1話
  • 6,069文字
  • 更新
涼瀬いつき
  • @szssskk

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