このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（286文字）

コロナ禍だからこそ、人としての歩みを止めてはいけない。そんなことを自分は思っていました。人とは……

生命を脅かされるという恐怖心から、他人を拒絶し罵倒していたという面と裏返しに、上手く順応し不織布一枚を身につける事で相手を思いやりながらもコミュニケーションを取れた人々がいた事も確かです。

なぜ、この主人公に神が降りたか？読めば分かると思います。答えは人だからです。僕は、そう思いました。

読了しました。とても素直に感情移入できました。
すべての物質に神が宿る・・・、その感覚が自分の
体験のように感じられ、改めて神に感謝した次第です。

じれったい恋心もキュンキュンでしたよ！(^_-)-☆

○○の神様っていますよね。トイレの神様、野球の神様、ロマンスの神様、キネマの神様……etc。

だったらマスクの神様がいたってなんら不思議ではないッ！！！！！！

気になるあの子に声をかけられない主人公。
しかし身につけたマスクが代わりに甘い言葉を囁く！
それは主人公が積んだ徳によってもたらされた奇跡。しかしそれに頼り切った主人公はいずれ……。

マスクの下に隠された気持ち。甘酸っぱい恋心。
今の時代が一番共感できる、まさしく旬の作品！
おすすめです♪

いまや誰もがするようになったマスク。
マスクについて、みんな考えることはそれぞれ違うはず。

ここに、マスクをしているからこそ恋に翻弄された男子高校生がいます。
彼のマスクは不思議なマスク。
ひょっとしたら、神様が宿っているのかもしれません。

マスクをしたままでも、マスクを外しても。
本当に好きな相手なら、いつでもちゃんと向き合えるはず。
彼の恋は、果たしてうまくいくのでしょうか？

誰もがマスクと深い付き合いをする今だからこそ面白い。
あっという間に読める、ほっと爽やかな恋物語です。

その一歩を踏み出す勇気、なかなか出せないことありますよね。
何かに頼らずに踏み出せた、そこから本当の人生が始まる気がします。
2人が最高の青春時代が送れますように。

マイノリティが声を出せる勇気なんて、そんなに生やさしいものじゃない。
それがコンプレックスなら尚更だ。
多分、マジョリティは、勇気を出せばなんとかなる。とか逆に、わかる、わかるとか言うだろう。
でもそれは、言葉だけで心は相いれない。
だって、それはもともと向いているベクトルが違っているのだから。

通学路をともにする他校の女生徒に思いを寄せる男子高校生・松山尚樹。ただ見つめるだけで満足していた彼だったが、マスクが勝手にしゃべりはじめたことで二人の関係は急速に接近していく。
臆病な高校生の背中を押した神様の一手により、お互いのコンプレックスをさらけ出しつつ、男女が成長していく姿を描いた初恋小説の佳作。

全ての物に宿る神…
中でも酒の神は、なぜ私に罰を与えるのか…
持病の…
二日酔い… (>_<)≪これあかんて

さて、物語の中身はティ―ンラブど真ん中に、マスクのエッセンスが加わった話です 　彼女に好きだって言いたい！≫💻 (´▽｀)≪若いのぅ
きっと、読み終わった後にさわやかな気持ちになれる良作です (´ω｀*)

コンプレックスを持っていますか？

鼻の形が好きじゃない、もっと高ければ、もっと小さかったら、もう少し鼻筋が通っていたら。

唇がもっと薄かったら、いや、もっとぷっくりしていたら、それとも、口がもう少し小さかったら……。

僕達は誰でも多かれ少なかれ、コンプレックスを持っていますよね？

まあ、ない。俺は、私は、完璧だ。という人もいるとは思いますが、そんな恵まれた人は一握りもいないと思います(*´ー｀*)

美鶏あおさんの『マスクの神様』を読んで、黒井はコンプレックスのお話なのだと思いました。

人がそれぞれに抱えるコンプレックスを超える事の尊さを描いているんだな。と読み終わって、思いました。

こういう人が変わる瞬間って、素敵だし、いいですよね。

おすすめです(●´ω｀●)

マスクを装着することにより僅かな自信を得た主人公。だが、いきなり異性に声をかけられるほどの勇気はなかった。そんな彼が気になるも毎朝、擦れ違うマスクの娘。そして訪れたある朝、自信も勇気も通り越して、いきなり声は放たれる。
今の状況を上手く利用した恋の始まり、入口ストーリーです。内容も瑞々しいのですが、それを紡ぐ文章に若さがあります。爽やかな読後感を求める方には最適かと。その世代の皆さんには勿論ですが、通勤などで疲れている方も如何でしょう。いくらかの元気がもたらされるかも。