私は新潟の人間なので雪には馴染みがある方なのですが、自分の街が普段見ない景色に包まれると、何だかワクワクしますよね。話が面白いのはもちろん、言葉のセンスが良いのですぐに読み終えてしまいました。
作家は星新一が好きです。 フォローとかされたら返すと思います。 サッカーが好きで、FCバルセロナのファンです。好きな選手はメッシ、久保建英等なので、趣味が…
雪が滅多に降らない九州。実家に里帰りした主人公翔太は、よく知る街が、まるでシュガーパウダーを纏ったお菓子の街に見える。わたし自身雪が全く降らない地域で生まれ育ったからよく解るけど、そういう人間か…続きを読む
寒い年越し、実家へ帰る兄。少し訳ありの家族。それでも見た目は平和そうな。ありそうなお話のように始まり、静かに進む落ち着いた文体が物語の中へ引き込みます。そして後半の驚愕と、後腐れのないえ…続きを読む
雪が降りしきる中、帰省した主人公。待っているのは、温かい家族——なのか? それとも過去のしがらみなのか?全編と通して、漂う鬱蒼とした感じの正体が最後に明かされたとき、読者は「あ」っと驚くこ…続きを読む
正月休みに帰省した翔太。年をとった再婚同士の両親と、仕事で帰ってこない義理の妹。雪の描写だけでなく、久しぶりに帰ってきた実家の微妙な空気感もまた、見事に描写されています。そして、義理の妹が帰っ…続きを読む
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