ウイズコロナ時代の青春の日々。その先に見えるものとは?

コロナウイルスで失われた青春の日々が、私(鹿島祥子)の目を通して、感情を抑えつつ、淡々と綴られていきます。静(私)と動(武井真人・川崎美鈴)の、巧みな組み合わせが、この物語に深みを与えています。

失われていくものへの悲しみと切なさが、心に沁みます。
そして、その青春の続きには、仄かな灯りが……。
余韻の残る秀作です。

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