【短編】『世界樹の魔法使い —正しさの伝え方—』

〝世界樹〟と呼ばれる世界の中心にある樹にほど近い村で暮らす少女エリ。
ある日のこと。エリは目を覚ますと、自分が見たことのない部屋で寝かされていることに気が付きます。
困惑するエリの前に現れたのは、真っ黒いローブに身を包んだ女性に、小さな身体でひらひらと宙を飛び回る妖精。
魔女に攫われてしまったのだと怯えるエリに向かって、その女性は悲しげな顔を浮かべて言いました。
——どうして世界樹の森に足を踏み入れたの？


■補足
全8話（たぶん）、計15,000字程度の短編（の予定）です。

ジャンルは〝ヒューマンドラマ〟