言葉がくるくる回り出す。世にも不思議な次元の旅へ、夢幻狸がご案内♬

こちらは作者の創作論・SF観などをのぞくエッセイ…のはずなのですが、知らぬ間に不思議な狸さんに導かれ、次元の狭間を飛び越えてしまったようです。
言葉がぽんぽん姿を変えて、世にも奇妙なトリックアートへ。『アリス』の世界を彷彿とさせる言葉遊びは、壮大な宇宙の彼方をも面白おかしく転がし続けるのです。
すっかり作者の術中にハマってしまいました。この、あまりに独特すぎるエッセイ、いったんハマると抜け出せなくなります。
まだまだ作者の言葉の海に溺れていたい。完結がとても残念なくらい、楽しいひとときを過ごせました。ありがとうございました!

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