第9話 死にゆく日 眺める海に 酒と友(ノッキン・オンヘブンズ・ドア)

こんばんは。

tori toriです。

今夜の一本は、トーマス・ヤーン監督の映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」です。

死というものから人は逃れることは出来ません。

この映画は余命わずかな男二人が、自分たちの願いである「海をみにいくこと」を叶えるお話です。

海に行くまで、銀行襲ったり、ギャングや警察に追いかけられたり、ハチャメチャな事を起こしますが、なんとか海にたどり着きます。海を前に言葉を無くす二人の姿が本当に素晴らしい。

二人の粋なセリフや、ギャングのボスの男気にぐっときちゃいます。


真面目に死について考えるのは勇気のいる事です。

死を怖いと感じるのは、死を知らないからだと、本で読んだ事があります。確かに知らないという事は怖い事です。

ただ、生き方なら好きなように選べます。

最期に誰といるか。

どう過ごすか。


死を扱う映画は沢山ありますが、この終わり方が個人的には一番好きです。


あなたは、自分を終えるその日に、隣にだれにいて欲しいですか?


ではまた、次の映画でお会い致しましょう。

おやすみなさい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る