第8話 酔いどれた ダメな男に 魅了され(酔いどれ詩人になるまえに)

こんばんは。

tori toriです。

今夜は、愛すべきダメ人間映画です。

原作は、チャールズ・ブコウスキー(小説「勝手に生きろ!」)

個人的に原作もかなり好きです。

今夜の一本は、ベント・ハーメル監督の「酔いどれ詩人になるまえに」です。

ベント・ハーメル監督はこれまた好きな監督で、特にキッチン・ストーリーという映画は、発想のユニークさと、ラストのほろ苦さが大好きです。

この監督の映画の主人公は、ほぼ生真面目で堅物ばかりがでてきます。

が、今夜の映画の主人公は正直クズです(笑)

アル中で、仕事も続かないヒモ男。

ただ、詩人としての才能と魅力がある。

失ったモノを数えない生き方。

ある意味、何事にも縛られない自由な主人公(チナスキー)を羨ましく思う気持ちもある。

チナスキーの腹の底からの、言葉(詩)は、本当にグッとくるものがあります。

エンドロールのクリスティン・アスビョルセンの slow dayという曲は渋くて夜に聞きたくなる一曲です。


では次の映画でお会い致しましょう。

おやすみなさい。

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