落としたい、蓋の向こうの空へ

主人公はある日、いつからか庭にある蓋を開ける。そこにはどこまでも深い穴が有り、穴の反対側は青空だった。当然、欲求に駆られる。何か落としたい、この穴に投げ入れたい。誰もが持つような心理を利用した存在しそうで存在しない話です。最後がちょっと怖いのですが、それもまた楽しみの一つ。五分でこどもの心を取り戻すのは如何でしょう。