ストーリー全体の儚くて温かい雰囲気がとても素敵です!そして地の文の詩的なリズムが読み心地が良く、クセになりました。素敵なお話を読ませて頂きありがとうございます!🙏
主に恋愛や百合、ファンタジーと現代ドラマの短編を書いている社会人です。 何か少しでも、誰かの心に残る一文を書けるように日々精進。 まったりマイペースな…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(208文字)
此岸と彼岸を結びながら、人の最期に触れて、その生命を運び続ける渡し守のアオイ。彼女はたぶん、一目見たときから心惹かれて、彼に魔法を使い、時を遡らせたのでしょうね。それが、自らを苦しめる、最も苦し…続きを読む
波打ち際に一人の女性が佇んでいる。腰までの蒼い髪をなびかせるその人は、魂の送り人だ。行間を読む物語だと思いました。前半は抽象的で寄せては返す波のように捉えどころが難しく曖昧です。雰囲気はと…続きを読む
どこか暗く、薄闇に微睡む海の青。燦然と輝く月光を反射させる白く眩い青。魂の船渡しアオイの持つ悲しい宿命と彼女の織りなす切ない想いが最後まで雰囲気を途切れさせることなく、あまつさえ心地良い余韻さえ与え…続きを読む
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