憧れや好きというだけではやっていけない小説家の心情をとても素直に描いた物語だと思います。もちろんそれだけではなく、登場人物二人の掛け合いはユーモラスで、クスッと笑えるシーンもあり、読むハーブティーのようなほんのり苦くて爽やかな読後感を味わえます。