蛮族令嬢、快進撃

 貴族令嬢タドラは冒険者を夢見、実家を出奔する。
 しかし、彼女に与えられたジョブは『蛮族』。
 いまいち使い勝手の悪い不遇なジョブのせいで疎まれ裏切られてギルドを追放されるタドラ。
 だけど彼女はめげなかった。
 縁のある若き鍛冶屋の家に居候し、自分だけのギルドを立ち上げ、使い道を見出した『蛮族』スキルをもって並み居る敵を力尽くで叩き伏せる。
 
 これは「細けえことは気にしないことですわ」と圧倒的な『力』で我が道を爆走するお嬢様の物語である。