ボーイズラブも愛する身として、ボーイズラブがテーマの作品を求めていてもジャンル分けされていない為いちいちタグ検索する等しなきゃいけないので探しにくいとは常々思っております。ボーイズラブを読みたいのにいざ読んでみるとそうでなかったり、あまり読みたくないのに読んだらボーイズラブだったりね。
しかし世の中のジェンダーの問題を考えた時、同じ恋愛という括りなのに性別でジャンル分けしたり男女二元論に固執している社会構造があるからこそ人々の可能性が狭められてるんじゃないかって思います。
同性愛は三次元では認めないとかこの議論や現実にそこまで求めてないとか様々な意見があることも重々承知しておりますが、少しでも誰にとっても生きやすい世界になって欲しいと私は願っています。なので不便だけど人々の固定観念を徐々に変えていったり多様な心の在り方が当たり前になったりするにはそういった方法もいいんじゃないかと私は思います。
あくまで個人の意見です!
僕は、BLもNLも執筆してて、どちらも好きです。
心から愛した女性を妻に迎え、しかし。命を賭けなければいけない困難を男同士、必死に解決して行くうちに、別な絆ができる……みたいなホラーを執筆している以上、はっきり分かれると困ります。
確かに、読み手として、わくわく読んでいるうちに、苦手な分野が混じると、確かに興をそがれますよね。
一方でBLは苦手だったけど、たまたま読んだ作品が実は面白く、ためしてみたら結構読めるもんだった、って話も聞きますが、どうでしょう?
小説の世界では『面白い事』が正義です。
作家の腕一本で、どんなジャンルでも読者に読ませるような、文章や物語り構成の質の向上を見込むより。
カテゴリーでがっちり分けて、好みでないモノは完全シャッターアウト。そんな風に分けてしまった方が手っとり早いし『面白いこと』は確実なのは判りますが。
もしかしたら『うっかり良い作品に出会って、新しい世界に出会えるかも知れない』って可能性は低くなりますよね……