概要
2014年、さいたま。1人のスケーターが現役を引く
天上杏さんの「氷上のシヴァ」と拙作「60×30」のコラボ小説第2弾です。
2014年の世界選手権、現役最後の演技となった岩瀬先生の演技を、解説を担当していた堤昌親の目線で語られます。
2014年の世界選手権、現役最後の演技となった岩瀬先生の演技を、解説を担当していた堤昌親の目線で語られます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!二つの氷上の物語、開戦前夜
黒崎伊音さんによる「氷上のシヴァ」×「60×30」クロスオーバー小説第二段です。
本作ではシヴァのサブキャラクター、岩瀬基樹の引退試合である2014年世界選手権がフィーチャーされます。
60×30の堤昌親がこの試合の解説を務め、弟子である鮎川哲也がそれを見守っています。
2014年はシヴァ、60×30ともに本編開始以前であり、言うなれば決戦前夜。
シヴァでは後に指導者となる岩瀬の哲学の土台と、狂気の片鱗。
60×30では既に指導者の道を歩んでいる昌親の、競技を視る透徹した目。そして弟子への指導姿勢。
二つの氷上の物語の夜明けを垣間見ることができます。
さて、ここからはシヴァの作者である私…続きを読む