キャラクターも好きだし、物語も好き。小説化されてるのかな?されているなら全巻買いたい。出てくる怪異の直接描写はないけれど、それが生々しくて恐ろしい。田舎の解像度が高くて、独特な距離の近さとか湿っぽさとかの描写がリアルなのが余計に怖さを引き立てる。でも暗いだけではなくて、むしろ叔父との掛け合いなどコミカルな部分もあって楽しみながら読むことができる。最近連載再開したみたいで嬉しい。我儘かもしれないけどもっと続き読みたいな。
日常にぬるりと忍び込む不穏、触れてはならぬ、決定的な何かが起こることへの不安と焦燥。そして高まる不安は、叔父というトリックスターの存在でそのまま宙吊りにされる。字義通りのサスペンスに満たされたそれ…続きを読む
東北の片田舎、夏の原風景のような一軒家で同居する、片付けができない叔父と大学生の甥の日常には、常に怪異の影がちらつく。悪人が入ると災いの起こる蔵、見る者ごとに姿を変える佳人、ロバのような足跡を残…続きを読む
じんわりと染み入る心地よい、恐ろしさ。表現が巧みなのと、叔父さんのなんともいえぬつかみどころない口調とテンポのいい会話にすっと引き寄せられます。描写がごく丁寧ではありますが、比喩表現がとても…続きを読む
薄ら怖いけど可笑しみを感じる作品です。ひょんなことから叔父の所にやって来た主人公が体験する、怪談や得体の知れないモノが満載で、凄く好みの作品でした。作中で語られる怪談の面白さをより引き立てるのは…続きを読む
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