概要
いまいちど、てをつなぐ
義母からの電話で駆け付けると、自失茫然となった義父の姿があった。
『まさか、儂の事まで……』と呟く義父。
幾度となく『娘を忘れる』義母を笑っていた義父も、『自分の事を忘れられる』とは微塵も思ってなかったに違いない。
それでも、義母からのたった一言で、二人は再び共に歩く時間を取り戻す。
『まさか、儂の事まで……』と呟く義父。
幾度となく『娘を忘れる』義母を笑っていた義父も、『自分の事を忘れられる』とは微塵も思ってなかったに違いない。
それでも、義母からのたった一言で、二人は再び共に歩く時間を取り戻す。