女子大生の、恋の始まりから終わりまでのお話。地の文の言葉ひとつひとつが綺麗だからか、失恋という苦しいはずの物語なのに美しく鮮やかな映像が脳裏に映し出されます。
空草 うつを(からくさうつを)と読みます。 目標は『切ないかもしれないけど読んだら前向きになれそうな優しい作品を書く』です、がんばります♪ ジャンル…
大学生の恋物語。そう言ってしまうと特別な何かがある訳ではないのですが、文章力で魅せられる作品でした。学生ならではの砕けた言葉ではなく、あえて純文学にする事を選択した事に面白さを感じました。…続きを読む
窓辺に咲くマーガレット。これに秘められた比喩が実に深いです。2人の大学生の恋愛と主人公の心情を丁寧に追いかけながらその比喩の意味を読者に問いかけてきます。その意味を知り、ラスト、私の心には、…続きを読む
ただ想うだけが、どれだけ難しい事なのか。同じ幸せの中にいて、何故同じ幸福を味わえなかったのか。一人の女性の独白でそれらが書かれてます。すれ違う心が、どこかで握り合って欲しかったですね。
大正から昭和序盤の文豪風の文章で把握し易く情緒の訴えかけが理解できた。 それにしても、つまらぬ男がいたものだ。こういう手合いはこの世の果てまで恨みがましい面をしてぐちぐちうじうじ愚にもつかぬ台詞…続きを読む
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